先日(木曜日になりますが)チョット遠くに有る現場に出かけてきました。
「チョット遠くの現場」は小田急線伊勢原駅から路線バスで15分以上・バス停から徒歩10分以上と言う所に有ります。
普通なら車で行く所ですが、現在「公共交通利用促進期間(=免停)」の為、仕方なく公共交通を利用するしか無いので、その枠内で移動手段を考える事になります。
其処で発見したのが、現場から徒歩10分に有る「東名伊勢原ＢＳ」です。
此処には新宿からの「小田急箱根高速バス」と東京駅からの「東名高速バス」が停車します。
運賃は950円とチョット高めですが、所要時間と小田急線＋バス運賃との差額を考えると、高速バス利用も一策かな？と思いました。
と言う事で、木曜日は朝一番で新宿西口で仕事だったので、西口バスロータリーから10時のバスで東名高速伊勢原ＢＳを目指しました。
小田急箱根高速バスは、平日なのに約20名の乗客が有り盛況です。
でも流石に「箱根園」行きだけあり乗客のかなりの比率は観光客ですが、私以外にもスーツ姿の乗客も居て、意外にビジネス利用も有るようです。
多分御殿場辺りが目的地なのかも知れません。
それ以上に驚いたのは、「短距離利用は私一人」と思っていたら、東名綾瀬ＢＳで一人降りた人が居たことです。
私自身、伊勢原の現場に行くのに、「東名高速バスor小田急箱根高速バスを短区間利用する」事を考えたのは、中村文彦教授のブログに「霞ヶ関から綾瀬市役所に行くのに東名高速バスで綾瀬ＢＳで降りるのが早い」と書かれた事が有ったからです。
『中村文彦教授のミニミニエッセー』
http://www.transport-lab.cocolog-nifty.com/
小田急箱根高速バスで、新宿西口から伊勢原ＢＳまで約１時間。
小田急線の急行とそんなに時間は変わらなく、目的地までのフイーダーアクセスを考えると費用もそんなに変わらないと言えます。
しかも何時もとは違う感覚を楽しめて移動出来るのですし、昼時などは下りなら東京駅・新宿で昼食を買ってバスの中で食べる事も出来ます。
実際短距離利用が可能な「東名高速バス＆小田急箱根高速バス」の場合、「駅からのアクセスが微妙に不便な所」にＢＳが有るので、仕事などでも使えますし、東京への鉄道が不便な綾瀬市などや、大山へのアクセスバスのバス停が近い伊勢原ＢＳなどは、結構有用に使えるのかな？と言う気がしました。
よく「物は使いよう」と言いますが、有る意味「高速バスも使いよう」なのかも知れませんね。
今回は改めてそう思わされました。