震源が深さ11kmと浅かったこと、地盤がやや弱かったことで被害が大きくなったようです。
熊本地震で被害に遭われた方々に、謹んでお見舞いを申し上げますとともに、
亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
4月16日から、7年前に書いた記事「無料で見られる「都市圏活断層図」/国土地理院」のアクセス数が40倍に跳ねあがっていました。古い内容なので確認したところ、「都市圏活断層図の利用について」は平成28年1月にリニューアルされていたので追記しておきました。
今回の熊本地震の断層を見てみます。
ページ左側の「都市圏活断層図を見る」から、「九州地域」を選択
中央の「123熊本」を選択。
九州自動車道益城熊本空港ICの東南1km、最大震度を記録した益城町惣領周辺です。
断層を表す赤線に沿って「布田川(ふたがわ)断層」いう文字が見えますが、この断層は中央構造線の西端「九州構造線」で、そのまま大分市大分のハンズマンわさだ店のあたりまで続いています。
さてさて。
簡単に中央構造線の位置がわかるgoogleのサービス「中央構造線マップ」をご存知でしょうか?
マップ上の線をクリックすると、断層名が表示されます。
中央構造線は、大分市中央部を抜けると新居浜市西部、徳島市北部を通って
和歌山市~五條市、伊勢市、豊橋市を通って
長野県の南アルプスに沿って大鹿村から諏訪湖の真ん中を通り大きく右カーブ。群馬県下仁田町へ抜けて桶川市、柏市あたりを通って利根川に沿って鹿嶋市から鹿島灘へ抜けています。
「中央構造線マップ」は誰でも簡単に見ることが出来ますので、一度お試しください。
熊本地震は一過性の地震ではなく、「南海地震はそう遠くない将来に起こる」と警告している専門家もいます。
今後の情報にくれぐれも注意して備えましょう。
ではでは。(番頭!さん風)