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田舎での葬儀だったが、葬儀社入り口から駐車場の隅まで、写真のようなポールが並んでいる。これは葬儀の時に3mはある造花の花輪を立て掛ける物であり、花輪は1万円から1万5千円する。

今ではほとんどが生花であり、造花の花輪はパチンコ店の開店祝いでお目にかかるくらいだ。昔は寺にとってこの花輪が、結構役に立っていた事を思い出した。

昔は寺での葬儀が大半であり、この花輪は境内地で焼いて処分をした。だが花輪の足は油抜きした竹であり、父はこの竹を庭の竹垣として利用していた。

花輪の中心の上には作り物の鳩があり、この鳩を自転車の前に取り付けて遊びまわった子どもの頃を懐かしく思い出した。