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雨天の大分自動車道は霧で通行止めが多く、今日は遠方だけに心配した。幸い速度規制だけであり、のんびり走行で待ち合わせ場所に到着。

先ずは仏壇の閉眼だが、田舎だけあって大きな仏壇に驚く。「この家には三ヶ所に神棚があるのですが、どうすればいいですか?」『お経を唱えて、その結果をお知らせします』

神棚は裏の畑に穴を掘り、そこでお焚き上げをして埋めることを伝えた。古い家屋には玄関・台所・居間などの壁にお札を貼っており、これらも全てお炊き上げ。

さて次は墓じまいの作業だが、町内を見渡せる小高い場所に墓がある。閉眼のお経後は、遺骨の取り出し作業。昔の墓は、中に入り込まないと遺骨を取り出せない作りだけに苦労した。

家が少ない時代は、この墓場から自宅を眺められ、先祖が子孫を見守るという意味もあったのだろう。これからは、当寺の納骨堂で毎日お経を頂けるので安心です。