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「安産祈願をお願いします」と臨月で来られたYさん。


祈願中に、とてつもなく大きな山が何度となく現れた。山岳部にでも入るのかと思ったが、どうも自由奔放に育てなさいということらしい。将来が楽しみな子である。



昔は法事の帰りに赤い顔していても警察から「気を付けてお帰り下さい」と、おとがめ無しという時代があった。最近の警察は「坊主は法事膳の帰りかもしれない。注意しろ」と警戒が厳しいのは当然。


免停だけでなく坊主の資格も取り上げて頂きたい。

坊主の世界ではお酒を般若湯、ウイスキーを洋般若、ビールを泡般若という。般若とは梵語でいうと「悟りを得た最高の智恵」という意味。

昔中国の修行僧たちは酒は智恵を生み出すといって飲んでいたが、日本の宗祖たちは寒さをしのぐ為に飲んでいたとも記されている。

今の坊主は自らの快楽を求め飲んでいるにすぎないが、これでは般若湯とはいわない。