「事情があり分骨をしたいのだが」という方が来られた。
よく聞かれるのが「分骨をすると故人が迷うのでは?」そんな事は無い。
本人に信仰心があり「私が死んだら本山に分骨してね」はよくある話。
仏教では遺骨と魂は別です。
遺骨が分散しても、魂までがバラバラにはなりません。
なにがなんでも分骨は認めないという方もいる。
そういうあなたは火葬場で骨あげの時に、一粒も残さず拾いましたか?
骨壷に入らなくて、残った遺骨は火葬場の納骨堂?に集めるといいますが、それは分骨にならないのですか?
私は決して分骨を薦めるものではありません。
一ついえることは遺骨にあまり執着を持たない事。
なぜなら仏教では魂の存在が重要視されているからです。