坊主が吠える がくほう独り言


個展初日は大賑わいだった。

「天神を歩いていたら寺山先生の名前があったからビックリ」という方が一番乗り。

ギャラリーのオーナーが大きく名前を書き出したのが、通行中の人の目に止まる。


 今回は時間に余裕がなく、ポスターなど宣伝するものは何も無し。


オーナーから「何かないですか」と言われ、会場に来ていたトライアスロンの女王である佐賀のOさんが「たしか3年前の個展案内のハガキが・・・」


 なんとお守り代わりに持ち歩いていたのがあった。

そのハガキを1F入り口に貼り、来場者の流れが変わったようだ。


 正直困った来場者も多かった。

過去の自慢話や、作品に対する注文で長時間居座る方や、突然英語になるお婆ちゃんなどで私は疲れた。


 
 だが嬉しいことも多い。

3年前の個展でご縁のあった豆本作家の古賀さんが来場。

いま静かなブームである豆本を製作販売しており、現物を拝見し感心した。
http://web.mac.com/rism_g/

 個展は作品を発表する場ではあるが、人との掛けがえのない縁づくりの場でもあり毎日が勉強である。

さて今日はどんな方が来られるかな。

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