店内でコップを落としてしまった時の音が聞こえる。
場面が明るくなり、ズボンが濡れてしまった男性とうろたえる店員。
おいおいと声を上げるお客の男性。声の張り具合が通常よりもすごく大きいためボケと見えてお客も笑ってしまいますね。
動揺する店員。謝る店員。あんまりだよとまたしてもまるで周りに聞かすかのように大声をあげています。ここでも上記と同様に笑いが起きていますね。
おしぼりを取ってくるよう言いますが、そんなんレベルでないと客。確かに濡れようが普通にこぼした以上に濡れていますね。そのあまりの濡れ具合がありえないのでボケに見え客も笑っています。
そうして客はクリーニング代を要求します。うろたえる店員。高額を請求します。柔らかく断る店員に客は噛み付きます。
すると店員は僕の責任ですか？と問いかけます。笑いが起きてます、ここでは店員側がボケに見えたのです。なぜならここまでは見ている方は店員がこぼしたと思っているからです。
それに対して怒る客。そしてグラスをこぼしたことによるおもらしだと判明する。ここで大笑いが起きます。ここまで店員がこぼした水をズボンにかけたというフリをここで落とすわけですね。客が切れたことにより空気が張り詰め、それを緩和させるという、基本ながらうまい技術です。１００パーセント誰もこんな展開は予想できていないと思います。
ここはいいですね。確かにこぼした音に驚いたので店員も悪いといえば悪いですがだからと言って漏らすというのもしないという、うまいところだと思います。
さらに俺の尿だと説明して笑いが起きます。
さらに店員からもお尿とつけなくていい丁寧語でボケます。混乱した店員だからというキャラでうまくボケていますね。小刻みに笑いを挟みます。
それも含め私が悪いですかと店員。笑いが起きますがこれは続きで受けているだけですね。
また失態だというのかという言葉に失禁をかけます。笑いが起きるのは店員にしてもこの言い方はというところでボケに見えますね。
さらに周りの客に言いふらす客。漏れたのは俺のせいという言葉足らずで笑わせます。確かにこの文面だけ見たらお前のせいだろと突っ込みたくなるようなボケですね。笑いが起きます。
ダメなのはあなたですよとツッコミも入れていますが流れのためお客は気づいていません。
ここに居座るという客、匂いがという店員。この場面では言わなそうな店員の言葉なのでボケにも見えます。このように言えるのは店員さんが僕のせいか？となっているから言える台詞なんですね。笑いが起きます。
コンパがあるという客。マズイという店員。事態の最悪さに客も笑います。
そしてコンパの女子に聞かれたらおしっこ漏らしただけですっていうのかと客。もっと言いようはあるように思えるのでボケになります。笑いが起きます。
価値観が違いすぎてよくわからないと店員。確かに想像したらわからなすぎます。
中のパンツも濡れていると客。まるで水をかけられたような言い方をします。内側から出ているのだからと店員は突っ込みます。このようにツッコミを入れることにより行っていることがおかしいとお客は気づくことができていますね。
行っている意味がわからないお客。お客が変なことを言っているのにおかしいですね。ここでも笑いが起きています。
さらにツイートしてやると客。アホさ加減と自業自得なことに笑いが起きます。最低ですねというコメントがすごいと客、テメェに来ていると店員。ツッコミになるので受けますね。
切れて近づく客、店員は困って逃げます。怖いからでなくて嫌だからという理由にお客は笑います。普通は怖いからですものね。
そしてついたテーブル部分を急いで拭きます。そして胸ぐらを掴み殴ってないのに店員は反射的に体をずらします。この状況でもその避ける様に見ている人は笑ってしまいます。そしてダンスの様にもなります。動きのボケにより変化がありますね。
そしてマウントを取ろうとする客。
そして座った瞬間に騒ぐ店員、それに驚く客。その騒ぎ具合が異常であり笑いが起きます。
そして臭いと言います。
そして赤ちゃんかと言い、テメェだよと落とします。
よくできた設定ですね。これはものすごく繊細に作っています。二人でボケることができるのですよね。そして店員はツッコミにも回れるという、そして設定自体もお客が悪いだろうと言い切れない店員の状況を作っています。きっかけがあったとは言え漏らすのは、でもそこのやり取りをうまく４分くらいで見せています。
誰もが思った設定から裏切ったところも良かったですね。そういう場面変化もありながら４分十分に楽しませることに成功しています。これの張りや勢いもいい。
？となるような部分もないし手が出る笑いも起きている。文句なく優勝という感じですね。