娘が不登校になったことをきっかけに、

自分の小さい頃のことを思い返すようになりました。

 

本当は、

一人で部屋にこもって本を読むのが好きだったなぁ。

 

友達と二人で遊ぶのは好きだったけれど、

三人以上になると、
なんとなく疎外感を感じていたなぁ。

 

学校でグループで考えたり、
みんなで何かをしたりする時間も、

楽しいと思えませんでした。

 

「仲間」という言葉も、

少し苦手でした。

 

でも周りからは、

明るくて、
しっかりしていて、
リーダー的な存在だと思われていました。

 

たしかに、

そう振る舞っていたんです。

でも、

どうしてそうなったんだっけ。

 

「しっかりしていないといけない。」

「優等生でいないといけない。」

「友達はたくさんいた方がいい。」

 

いつの間にか、

たくさんの「〜しないといけない」を抱えて、

そのままの自分を奥にしまい込んでいたのかもしれません。

 

娘が今、

学校へ行けない気持ち。

 

幼い頃の自分を思い出すと、

その気持ちが、

すっと分かるような気がするんです。

 

辛いよね。
今は、自分を大切にしてあげる時期なんだね。

 

ゆっくりでいい。

そのままのあなたを、

大切にしていこう。

 

 

娘へ。
そして、小さい頃の私へ。

 

 

心が焦っているとき、

私は、雨を好きだと思えないことがあります。

 

濡れるなぁ。

面倒だなぁ。

 

そんなふうに、
ついマイナスに受け取ってしまいます。

 

でも今日は、

しとしと降り続く雨の音が、
とても心地よく聞こえました。

 

心に少しゆとりがあったからかなぁと思います。

 

やるべきことに追われていたり、

心が焦りにとらわれていたりすると、

 

本当は心地よい景色や、
耳を澄ませば聞こえる音、

ふわっと漂う香りまで、

気づかないまま通り過ぎてしまっているのかもしれません。

 

今日は久しぶりに、

雨の音に耳を澄ませ、

水たまりに落ちる雨粒を眺め、

少し肌寒く感じる風を味わいながら、

 

雨の一日を楽しみました。

 

しばらくブログから少し離れていました。

 

上の子は反抗期まっただ中。
下の子は、しばらく学校へ行けていません。

 

そんな毎日の中で、気持ちにゆとりを持てずに過ごしていたように思います。

 

でも最近、あらためて感じることがありました。

 

上の子と下の子は、
本当に性格が正反対なんです。

 

上の子は、とてもマイペース。

 

少し背中を押してあげた方が進めることも多くて、
「そろそろやってみようか」と声をかけることが(多くw)あります。

 

一方、下の子は、とても繊細で不安を感じやすいタイプ。

 

だからこそ、言葉を少し選んだり、
前もって不安になりそうなことを一緒に考えたり。

 

同じ親なのに、
関わり方は180度違います。

 

一人ずつなら、
比較的ゆとりを持って接することができます。

 

でも二人同時になると、

つい上の子への声かけを下の子にもしてしまったり、
逆に下の子への接し方を上の子にしてしまったり。

 

「あ、違った」

 

そんなふうに、地雷を踏んでしまうこともあります(笑)。

 

でも、それは子育てだけではないのかもしれません。

 

中国語のレッスンでも、

「この説明で分かりやすかった人」がいれば、
別の人には伝わらないことがあります。

 

ある人には背中を押す言葉が必要で、

ある人には安心できる言葉が必要。

 

みんなに同じやり方をする方が、
教える側にとっては、きっと楽です。

 

でも、

一人ひとり違うからこそ、
その人に合った関わり方がある。

 

最近は、そう思うようになりました。

 

子どもたちの個性も、

学生一人ひとりの個性も、

 

「どうしたら同じようになるか」ではなく、

「その人らしさを、どう伸ばせるか」。

 

そんなことを考えながら、

もう少し肩の力を抜いて、


時にはその違いを面白がれるくらいのゆとりを持ちたいなと思っています。

仕事をするためカフェへ車を走らせていたら、
進行方向にきれいな桜が咲いているのが目に入って。 

 

カフェは左折だけど、 

無意識に桜のある方へまっすぐ車を走らせていました。

 

街のあちこちで、きれいなピンク色が目に入ってきます。

 

仕事も忘れ、 ピンク色のある方ある方に車を走らせていると、 

突然、長くて広い並木道に出ました。 

 

並木道の両側には、満開の桜がどこまでも続いています。 

 

なんてきれいなんだろう 

 

思わずため息が出ました。 

 

なんだかこっちがいいなぁ 

こっちに行ってみたいなぁ 

 

気持ちのままに進んでみたら、 

奇跡のような美しい光景に出会えました。

同じ意味のはずなのに、
選ぶ言葉が違うなと感じることがあります。

 

中国語で話していると、
「そんなふうに言うんだ」と思うことがあって。

 

ある先生に、「你人真好!」と言われたことがあります。

 

最後の授業で、お礼を伝えたときだったと思います。

 

私は、

 

「先生に出会えてよかった、また今後も会えたらうれしいです」

 

そんなことを伝えた記憶があります。

 

そのとき先生は、うれしそうに

「你人真好!」とハグをしてくれました。

 

直訳すると
「あなたは人がいい」ですが、

この場面では、「優しいわね!」というニュアンスでしょうか。

 

わざわざお礼を伝えに来てくれたことが、
特別うれしかったのだと思いますが、

日本語では、まずこんな言い方はしないなぁと思って、
とても印象に残っているんです。

 

日本語だったら、

嬉しい!と自分の感情をそのまま表現したり、
私もそう望みます、と共感の気持ちを表したりするんじゃないかなぁ、と思います。

 

でも中国語では、
「あなたは」と相手を褒める言葉で感謝が表現されていて、

私は一瞬とまどい、
どう受け取ればいいのか迷ったことを思い出します。

 

自分の気持ちを伝えるのか、
相手に光を当てるのか。

 

同じ「ありがとう」でも、
向いている方向が少し違うのかもしれません。

 

同じ意味を伝えようとしても、
人や文化によって、選ぶ言葉が違う。

 

すごく面白いなぁって思うんです。