こんにちは!中国語コーチの朋子(ポンズ)です。
中国に渡って衝撃だったこと・・・色々ありすぎて何から書こうか迷いますが、留学時代に一度両親を呼んだことがあります。
その時、両親は私が現地の人としゃべる姿を見て、怖っ!!!!!と何度も思ったそうです(笑)
特に、「白タクおじちゃん事件」は今も家族の間で笑いのネタにされるのですが、
上海空港まで両親を迎えに行った後、私は住んでいる町までタクシーで帰ろうと、白タクを手配しました。
当時は、正規のタクシーの他に白タクが多く走っていて、白タクだと並ばなくていいし値段交渉ができるため、よく利用していました。
特に上海ー蘇州のような長距離だと、正規タクシーだとかなり高くなるので、白タク一択。
(バスもありましたが、到着後いきなりバスは、両親にはハードルが高いのでパス)
私は白タクを探し、早速運転手と値段交渉をスタートしました。
「蘇州まで行きたいんだけど、いくら?600元?いやいや高すぎるよ、400元で行けるでしょ?こないだ400元で行けたんだから…」
私にとっては、普通に値段交渉していただけなのですが、遠くから見ていた両親は、私がおじちゃんとケンカしてると勘違いし、すごく焦ったというのです(笑)
何が怖かったのか聞いてみると、まず「顔」。
確かに、当時私は、中国人と話すとき基本「真顔」でした。
故意にそうしていたのですが、実は理由があって、友人に言われたことがあるのです。
「日本人の女の子はいつもニコニコしていて素敵だよね、だけど中国では、初対面の人にニコニコすると危ないよ、好意があると思われるし、なめられちゃう」
(※注意して頂きたいのは、これは20年前の話。今は中国の女の子も初対面からニコニコ微笑んでくれることが多いです)
当時、中国はまだスリや物乞いも多く、誰にでも笑顔で接するのは危険な社会だったため、私は「初対面で容易に笑顔を見せない」ことを気を付けていました。
特に、値段交渉の場で笑顔で話しかけたりしたらぼったくられるに決まってます。ただでさえ、外国人の小娘というだけでなめられてしまいますから(^^)
もう一つは、「声の大きさ」だったそうです。
中国人は声が大きいとよく言いますが、それは単純に、中国は人口が多いので、どこに行っても人だらけ。私からしたら、東京のスクランブル交差点の中をずっと歩いているようなもの💦
その中で、おしとやかに小声でしゃべっていても、誰も気づいてくれません(笑)ただ単に、「聞いてもらうため」に声が大きくなるんですね。
加えて、文化的にも「はっきり言う」ことが好まれるため、声量や身振りも大きくなりがちです。
お隣の国であっても、「間接的・婉曲的」な表現が好まれる日本に対し、中国では「直接的・率直」な表現が好まれます。
私は今も、中国のローカル企業で仕事のサポートをしていますが、できることはできる、できないことできないと、はっきり言う文化です。「検討してみます、持ち帰ります」のように、ぼかす表現は好まれません。
更に付け加えるなら、中国語は日本語のような平坦なしゃべり方ではなく、「四声」という声調(音の高低)があるため、余計に怒っている印象を抱いてしまうのでしょうね☆
もしかすると、皆さんが初めて中国に行った時、中国人旅行者を見かけた時など、「怒ってる?💦」と思うかもしれません。しかし彼らにとっては「至って普通の会話」のことがほとんどですので、安心してくださいね。
ちなみに、交渉が終わった時や会話が一段落した時、「谢谢!(ありがとう!)」と笑顔で伝えると、相手も笑顔で「どういたしまして!」「バイバイ!」と返してくれますよ(^^)
言ってしまえば、そこまでがコミュニケーションなんですね。
最後の笑顔が見れたとき、一気に距離が縮まったような気がして、嬉しくなります。
この中国的コミュニケーション、私は大好きです(笑)

