明日10月22日は、いよいよプロ野球のドラフト会議です。

地元・横浜高校の織田君は、日本のプロ野球を経ずにメジャーに挑戦する、渡米の決断をしました。
それでも、ほかにも注目選手はたくさんいます。

 

  ほかにも注目の高校生がたくさん

 

高校生だけでも、ドラフト上位で名前が挙がっている選手が何人もいます。

  • 菰田陽生君(山梨学院):195センチ・102キロの大きな体から最速152キロを投げ、打っても高校通算39本塁打の二刀流。織田君と並ぶ1位候補です。
  • 杉本真滉君(智弁学園):大舞台での経験と勝負度胸が持ち味の左腕。
  • 末吉良丞君(沖縄尚学):U-18日本代表にも選ばれた左腕。夏の甲子園のあとにプロ志望を明言しました。

今年は高校生の左腕が少ないと言われる中で、前田君、杉本君、末吉君の3人は、そろってU-18日本代表にも選ばれた注目の左腕です。

 

  大学生・社会人にも1位候補がずらり

 

大学生や社会人にも、即戦力として期待される選手がそろっています。

  • 渡部海君(青山学院大・捕手):智弁和歌山高時代に甲子園優勝、大学でも日本一を経験した「世代No.1捕手」。強肩に加えて4番も打ち、複数球団の競合もありそうです。
  • 鈴木泰成君(青山学院大・投手):最速155キロの右腕で、大学日本代表のエース。渡部君とのバッテリーで、青学から2人の1位指名もあるかもしれません。
  • 米沢友翔君(関西大・投手):大学生左腕のトップクラス。故障に苦しんだ時期を乗り越え、今春の全日本大学選手権で全国制覇に貢献しました。
  • 藤澤涼介君(東京ガス・外野手):社会人屈指の右打者で、50メートル6秒を切る俊足も持ち味。横浜国立大の出身というのも、横浜に住む者としては気になるところです。

  今年注目しているのは、高岡第一高校の前田君

 

 

その中でも、今年私が注目しているのが富山・高岡第一高校の前田侑大(ゆうと)君です。

高校生の左腕で、なんと

最速156キロ

を投げます。

左腕の高校生で150キロを超える選手は、なかなかいません。しかも身長は173センチと、投手としては決して大柄ではありません。躍動感のあるフォームから、ストレートでぐいぐい押していくタイプの本格派左腕です。
変化球もスライダー、チェンジアップ、フォーク、2種類のカーブと多彩です。

 

1年生のときは無名の投手だった

 

驚くのは、その成長ぶりです。1年生のころは140キロにも届かない無名の投手だったそうです。

そこから努力を重ねて、3年生の春には150キロに到達。一気に注目される存在になりました。
わずか2年ほどで15キロ以上も球速を伸ばしたことになります。

 

夏の富山大会で20奪三振のノーヒットノーラン

 

最後の夏の富山大会では、圧巻のピッチングを見せました。

  • 初戦の富山工戦:自己最速の156キロを記録し、7回1安打無失点、14奪三振
  • 3回戦の富山北部戦:20奪三振のノーヒットノーラン(富山大会では15年ぶり)

20個の三振というのは、アウトの大半を三振で取ったということです。
高校生でこれだけ三振が取れる投手は、そういないと思います。

 

甲子園には届かなかったけれど

 

ただ、準決勝では高岡商に2対5で敗れ、甲子園出場はかないませんでした。
3番手で登板し、今大会で初めての失点。試合後、ベンチに戻ってから涙を見せたそうです。

結局、甲子園には一度も行けませんでしたが、その後U-18日本代表にも選ばれ、プロ志望届も提出しています。
スカウトの評価も高く、球団によってはドラフト1位もあり得るという声も出ています。
一方で、制球力や投球の幅はこれからの課題とも言われています。

甲子園の大舞台に立てなかった悔しさを、ぜひプロの舞台で晴らしてほしい。

プロで頑張るところを見てみたい選手です

明日のドラフト会議、前田君の名前がどの球団から、何位で呼ばれるのか。楽しみに待ちたいと思います。