9月23日、広中先生のお別れの会がありました。
残念ながら、私は新しい職場での仕事があったため、会には出席することができませんでした。
せめてこれまでの感謝の気持ちをお伝えしたいと思い、心ばかりではありますがお花を手配させていただきました。
出席した友人が、当日の写真を共有してくれました。
ピーターフランクルさんも出席されていました。
会場に伺うことはできませんでしたが、写真を見ながら、改めて先生とのこれまでのさまざまな出来事を思い返しました。

 

 

以前の記事にも書いたように、私が広中先生を知ったのは中学1年生の頃でした。

先生の『生きること学ぶこと』という本(のちに国語の教科書にも採用されました)に出会ったことがきっかけで、

私は数学が好きになりました。

高校2年生の時には、先生が主催された「数理の翼セミナー」に参加しました。
そこで初めて実際に先生にお会いできた時は、芸能人に会うよりもうれしかったことを、今でもよく覚えています。
 

そして、この経験がその後の私の人生の大きな転機となり、今につながる原点になりました。
当時、広島に住んでいた私は、「広島を出て京都大学へ行きたい」と思ったものでした。
残念ながら京大の夢はかないませんでしたが、その後上京し、

大学2年生の時には「数理の翼セミナー」のスタッフを務めました。
社会人になってからは、講師として参加させていただいたこともあります。
 

先生と二人だけで食事をしたこともありました。
金融の世界に進んだ私に、先生がこんな言葉をかけてくださいました。
「数学に限らず、どんな分野でもいいから、数理科学を愛して、社会に貢献していってもらえたらいいよ。」
この言葉は、今でもはっきりと覚えています。

先生との出会いをきっかけに数学を好きになり、数理の翼で多くの人と出会い、

その後、金融や事業会社で財務を中心に仕事をしてきました。

振り返ってみれば、中学1年生の時に一冊の本を手に取ったことから始まった先生とのご縁は、

形を変えながら、その後の私の人生にずっとつながっていたのだと思います。

先生からいただいた言葉が、今の自分にもつながっています。

 

ご冥福をお祈りします。

 

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