今、仕事上で色々な銀行と借入の相談をしているところです。
ある程度条件が固まってきたので契約書のひな型をもらって見ていたら、
「適用金利の基準金利は〇〇の2.6年で▢%、スプレッド△%」
そもそもマーケット金利に2年や3年はあるけど2.6年はありません。
それで、担当者に問い合わせました。
2年と3年の金利から線形補間をして▢%と出す過程のエクセルファイルをもらったので、
多分そうかなと思っていましたが理解しました。
では、その前の2.6年はどこから?
という質問に対しては、「デュレーションです」だけで、機械から出力した結果なのでしょう。
どのように計算してそうなるかまでの説明は担当者はできませんでした。
私が、エクセルで簡単に計算をしたらデュレーションは2.55年になりました。
計算するまでもなく、2.6年ぐらいになるだろうというのは感覚で分かるものなのですが。
交渉上、優位に進めるために、計算したエクセルシートを担当者に送って、問題ないレベルであると確認しましたと言っておきました。こちらは、マーケット金利の状況やスプレッドとかも見ているんだよというプレッシャーを与えるためにも。
ちなみに「デュレーション」とは平均回収期間のことを言います。
前回は、こんなへんな記載の仕方はなかったのですが、最近変わったそうです。
これだと、お客さんからよくわからない、って言われない?と聞いたら、
よく言われますと。
線形補間はなんとなくわかるけど、5年間での借り入れでデュレーションが2.6年と言われてもなんのこっちゃ?
だと思います。
銀行員時代、昔は財務諸表の分析や担保の保全評価とか紙での作業が中心だったので、全部自分でやってました。
それで理屈を学ぶのです。
今は全て機械で出力されるので、若い銀行員の財務分析力が弱いと各行の課長クラスと話をします。
手を動かして考える。
これは理屈を覚えるためには、基本ですね。
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