少し前のブログで↓下の本に触れましたが、高1生には今後どんな風に勉強を進めていったらいいかを
考えるにはいいヒントになる本だと思います。
 
 
例えば、数学の勉強に関して、こんな記載があります。
分野ごとにノートを作り、そのノートにそのジャンルで今まで遭遇した問題の解き方を記録していったのです。そして自分がまとめた問題の解き方を全て暗記し、試験を受けたときにこの問題はどの解き方に当てはまるのかという見方をしていったら、基本的にどんな数学の問題でも対処できるようになっていきました。確かに数学という学問の本質は決して暗記ではなく、大学の研究レベルまで行くと天才的なひらめきがなければ成り立たないと思います。しかし高校3年の数Ⅲ位までのものであれば、解き方をひたすらまとめて暗記するという暗記の勉強で乗り切ることができるのです。

私は、高校生の頃、数学の勉強に関しては全く同じやり方をしていました。

もともと京大にあこがれていて、中高一貫校と競う大学受験では特に数学の先取り学習が必要だと思い高2の夏の時点で既に独学で数Ⅲまで一通り学習を終わらせていました。

高2の夏の「数理の翼」への参加をきっかけに理系コースでなく文系コースを選択することにしました。

そこで京大数学の10年分ぐらいの過去問をノートにまとめて、当時私がメイン参考書として使っていた「寺田の鉄則」のどの解き方を使うのかを1問1問、当てはめていくようにして京大数学の傾向を分析してました。

 

高3の夏まで京大を目指していましたが、どうしても国語と英語が京大2次レベルまで成績を上げることができず、方針転換をしたのでした。

 

京大の和文英訳の問題でどうしても直訳思考から抜け出せなくて。。。

国語は一番苦手な科目でした。

当時の自分の学力としては、

数>物>化>英>世>国

という感じでしたから、さすがにこれでは。。。

 

受験勉強も長い道のりだからこそ戦略が必要です。

その戦略のヒントが書いてあるので興味のある方は一読を!

 

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