2019年に大阪の四天王寺高校から東京大学理科三類に入学した上田彩瑛さん。
在学中、ミス東大グランプリに選ばれ、それを機に、バラエティー番組への出演など芸能活動を行っていた。
小学校に入るくらいに『数の悪魔』(晶文社)を読んだのがきっかけで、算数に興味を持ちました。また小学校2年生のとき、算数の九九の授業で「法則で気づいたことをなんでも発表しよう」という授業があり、倍数がきれいに並んでいることに感動してそれを全部発表したら、先生は「そうだね、いいねえ」とすべてを採用してくれました。それがとてもうれしかったのを覚えています。算数が好きになったきっかけかもしれません。
数の悪魔は私も読みました。
大人でも面白いと思えた本です。
 
九九表って算数の勉強の宝庫なんです。
2025年度の中学受験算数の問題では、この九九表を題材とした問題が各校で出題されていました。
 
難問を解くのにひらめき、センスが必要と言われることもありますが、わたしはそう思いません。問題の99%は今まで学んできた例題にあてはめる、例題の解き方を組み合わせることによって、正解にたどりつくことができると思っています。数学を何となくとらえるのではなく、問題文があってそこに示された必要な条件から、自分はどういう道具をもってくれば解けるか。それを考える楽しさが数学にはあります。自分の頭でこういったことを考えて問題を解いたという成功体験があれば次に問題を解くハードルが低くなります。この訓練を地道に積み重ねれば、数学はむやみに怖がる教科ではなくなると思います。むしろ英語や国語よりも地道に取り組めば努力で解ける教科かもしれません。
 
受験の数学は、必ず解けるようになっていて、それは習ったことをどのように当てはめていくかの運用力が問われています。難しい問題はその組み合わせが多い。
一方で受験算数は使える技術が少ないので、もう一つ「数に対するセンス」が重要な要素になります。
たとえばこの虫食い算。
数学的にアプローチしようとしたらはまる問題です。
でも算数的な数に対するセンスの発想があれば瞬殺問題です。
ノートはしっかりとりました。板書を書き写すだけでなく、その行間のつながりで先生が言ったことや、自分が都度気になったことも書いて、自分のなかで授業を再現できるくらいになんでも書いていました。そのおかげでノートを見返したときに、今日の授業の中で何が大事で、自分が理解できていることとできていないことは何かを知ることができてよかったと思います。
そして再現性
行間のつながりを自分のものにできると、あとは当てはめるだけなんですよね。
問題を解くことが難しいのではなく、この行間のつながりを読み取るのが一番難しいプロセスだと思っています。
 
 

にほんブログ村 教育ブログ 算数・数学科教育へ にほんブログ村 受験ブログへ にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ ブログランキング・にほんブログ村へ