最近まで、自分が昔勤めていた銀行の担当者と話を詰めてきて、後は事務手続きを残すのみという段階まで来ました。
先日、担当者の上司の課長から
「1人で行きたいので時間を作って欲しい」
と言われて今日会いました。
実はその課長というのは私が銀行を退職したのが16年前の4月末で、その年の4月に入行し、同じお店に配属された何人かの新入行員のうちの1人なのです。
1年ぐらい前に挨拶に来た時には、なんとなく見覚えがある顔だけどどこでだろう?
と私はすぐには分からなかったのですが、時間がたつにつれて思い出しました。
実質1か月しか同じ店でなかったし、1回新入行員を連れて飲みに行っただけなのですが、彼はすぐにわかったそうです。
今日はお礼も兼ねての訪問で、ざっくばらんに仕事の話だけでなく当時の話もしました。
色々とこれまで交渉を重ねてきましたが、私は銀行も事業サイドの両方を経験しているし、手の内を知っているので全て見透かされている感じでやりにくかったと。担当者が最後の最後でチョンボをしたのですが、最低限の要望ラインがわかるのでそこはなんとか理屈をつけて死守してあげました。
あの当時の新入行員が課長として一緒に仕事をすることになるとは当時は夢にも思いませんでした。
似たようなことは私自身が新入行員として入ったお店の先輩とずっと後に一緒に仕事をすることになった時に言われました。
あの当時は、いろいろとやらかしていた奴がなあ、と。