2024年中学入試はひと段落し、2025年入試に向けて塾は新年度に入ったところですね。

こんな記事を見かけました。

塾選びの参考として。

 

SAPIXの隆盛を支えてきた「子どもの受験が自己実現」という“高学歴専業主婦”の存在 一方で共働き家庭には負担も重くミスマ

 

 首都圏の中学受験の大手塾であるSAPIX。特に難関校を狙う層に大きな支持を集めている。優れたテキストが最大の魅力で、ちゃんとついていけば学力は上がっていく。しかし、親がやることが多いために、苦戦する家庭も多い。

 

 中学受験のトップ塾のSAPIX。素晴らしい塾であるのは確かだ。一方で、その優秀な塾に通っている生徒の保護者が「親がやることが多すぎる」と苦戦するのはどうしてなのだろうか。この「親の負担が大きいメソッド」の塾が、なぜ隆盛を極めたかを言及していこう。

 ある個別指導塾の幹部がこう話した。

「四谷大塚や日能研、栄光ゼミナールといった他の大手塾はオーソドックスだから多くの家庭や子どもに合います。しかし、SAPIXは万人に合うわけでないんです」

 その理由はいくつか考えられるが、もっとも、特徴的なのは、家庭での学習が中心というスタイルだろう。

 家庭での学習というのは宿題のことだが、この宿題の質が違うのである。早稲田アカデミーや四谷大塚、日能研といった他の大手塾では、授業中に生徒が問題を解けるように仕上げてから帰宅させる。これだと生徒は自分一人で宿題をやることができる。早稲田アカデミーは宿題が多いので有名だが、それに対して保護者が悲鳴を上げることが少ないのは、子どもが一人でやれることが多いからだ。

 ところがSAPIXは授業中に、導入(とっかかり)の部分しかしないので、生徒が自力で問題を解けない状態で帰宅することも多くなる。そのため、子どもは帰宅しても自分一人で宿題ができないことが多々起きる。

 そうなると、親が先生になって、横について教える必要が出てくる。このスタイルは、かつての東京の家庭スタイルとはマッチした。

 

 

我が家は、4年生の時から本人に本気で受験勉強をするつもりがあるのかを確かめる意味で、ゆるゆるでしたが一緒に算数と国語だけの親塾から始めました。

それまでは何事もやりたいと言っても途中でいやになって投げ出す性格なので本気度がわからなかったからです。

秋までずっと夜は、予習シリーズの勉強と朝は6時から1時間の勉強を続けてこれたので、5年生からは塾に通わせようと秋から塾探しをしました。

 

候補は、家からの通学距離と時間を考えて、四谷大塚、早稲アカ、日能研、SAPIXの大手塾のどこか。

四谷大塚、早稲アカ、日能研はテキストを見せてもらい、体験授業も。

SAPIXは体験授業を受け付けていないと当時は言われました。

 

SAPIXは確かに難関校受験としては評判はいいし、週の授業の拘束時間が他の塾より短い。

拘束時間的には四谷大塚と日能研は同じぐらいで早稲アカが一番長い。

ということで、

しっかり自分で自走できるお子さんならSAPIXは時間効率がいいのでしょうが、テキストが全て毎回配られるプリント形式なのでその管理の手間と塾に通ったことのない息子にとっては、のこり3つの塾の中でたまたま少人数でじっくり面倒を見てもらえそうな早稲アカにしました。

 

SAPIXの進め方の詳しいことは経験していないのでよくわかりませんが、早稲アカはもともと自走できないけど先生がなんとか受験まで引っ張っていってくれる感じの体制だなと2年間通って感じました。

ただ塾的には打倒SAPIXという感じでした。

まあSAPIXにはもともと進学実績から地頭のいいお子さんが入塾するのでしょうから、そのまま受験まで導いていけばそれなりの進学実績を作れるという好循環(PDCA)が機能しているなと強く感じました。

 

やっている勉強内容は正直言って大差ないはずです。

 

ぜひとも進学実績だけでなく、お子さんの性格にあった塾選びを行ってください。

 

 

 

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