昨日は「二月の勝者」の最終回でした。
ドラマ展開としてはほぼ予想通りでしたが、随所に良いセリフや演技が入っていました。
 
子鉄と一緒に観ました。
途中で合格祝い会のシーンがありました。
2年前の子鉄の時は受験直後のちょうどコロナ拡大の時期で、本来なら塾で合格祝いの会が開催される予定でしたが結局開催されないまま卒塾を迎えました。
このシーンを見ていた時の子鉄はうらやましそうな顔をしていました。
 
私は中学受験に対して肯定派もなく否定派でもありません。
子供にはそれぞれ成長の早さが違い、個々で判断が変わることを感じているからです。
 
では、このタイトル、「二月の勝者」とは誰のことを言っているのでしょうか?
 
黒木先生は年度初めに保護者に対して、
「桜花生を全員第一志望に合格させます!」
と言っていたのでともすれば希望校への合格を勝ち取って人が勝者でそれ以外が敗者と受け取られがちです。黒木先生は経営者としての立場と教育者としての立場を使い分けていますね。
 
私が考える勝者とは、合否の結果に関わらず受験を通じて成長し、学びの楽しさを知ることができた子のことを言うのかなと思いました。
だから二月の勝者になることは他人との戦いではなく自己との戦い。
だから誰でも二月の勝者になりうる可能性を秘めていて、それは自分の気持ち次第だということ。
 
中学受験は通過点にすぎません。
大学受験だってそう。
これまで多くのいわゆる旧帝大、難関大卒の人と仕事をしてきました。東大卒の上司も数多く当たりました。基本的に地頭はいいなと思います。でも仕事ができるかや人間性と学歴にある程度の相関はあるかもしれませんがそれが絶対ではないことも。
 
どんなことでもいい、自ら学ぶことや経験を通じて自己の成長を促していく姿勢を持つことで、どれだけその人自身が自分の人生を充実感をもって生きていけるか。
 
今回は受験をテーマにしているのでタイトルが「二月の勝者」でした。
我々一人一人にとっても「人生の勝者」となれるかどうかは、他人との比較ではなく自己との比較で、
死ぬ直前に自分の人生はよかったと思えるかどうか
 
それをあのスターフィッシュに通っている人たちが伝えたかったことではないかと。

 

そんなことをこのドラマの色々な対比関係の演出を通じて感じたのでした。