おはようございます。

あいにくの雨☔️。昨日、今日と冷え込みますね。

こう寒暖差が大きいと体調を崩しやすいので気をつけましょう。


今週の東洋経済とダイヤモンドです。
 
どちらも偶然なのかわかりませんがAIがテーマになっています。
東洋経済では、「AI時代に勝つ子、負ける子」と題して求められる能力について書いてありました。
 
まずは定番の、AIによって代替可能性が高い職業と人間しかできない仕事について書いてありました。そんな感じかなという感想。
 
そして養うべき能力は
・読解力
・論理力
・数学力
 
これらは中学受験においてまさに求められている能力ですね。中学受験の勉強においてこれらの能力を高める勉強ができれば、大変でも取り組んだかいはあったといえるのかもしれません。
 
そして、興味深かったのが元国会議員で慶応大学教授の鈴木寛氏のコメント。
 
「読む力と書く力は表裏一体だ。読解力が習得できているかは、回答を記述させれば一目瞭然。記述の訓練を受けている生徒は、文章の構造を理解して、全体の流れを整理しながら読む力が養われていく。」
 
ごもっともです。よく学校でも音読が宿題になっていますが、ただ読みさえすればいいのではなく、頭の中での「構造理解と全体の流れの整理」
これが音読をする真の目的だと思います。
これが自然と出来る子は国語だけでなく、全ての科目に対応できるのでしょうね。
 
それから、「数学回避が招く年収格差」という記事も面白かったです。実際に人気の高い外資系コンサルティングでは理系の人が多いです。
「論理的な思考や数字の強さが必要な仕事」だけにニーズが高いのでしょう。
私が就職活動をしていた時も、文系でありながら数学系に強いことをアピールしてました。
当時は金融系を志望していましたが、今ならビッグデータを扱うデータサイエンティストもいいな。もともと消費者心理のマーケティングを勉強したくて学部を選びました。

他にも、中島さち子さん「試行錯誤を繰り返す非効率な学びが重要」、出口先生「カリスマ講師が教える論理力」も参考になります。

見逃せないのが最後の「編集部から」。
「親の姿勢が大切。好きなことを見つけ挑戦しろと子供に言いながら、親が寝転がってテレビを見ていたら説得力がない。夢に向かって試行錯誤し失敗を語ってみせる親こそ、大きな教育効果をもたらす」。
 
ちなみに私の学生時代のことですが、先ほどの鈴木先生が通産省から某県庁へ出向中の際、ひょんなことから2人だけでお昼を一緒にする機会がありました。初めてお会いする官僚の方だったので、とても緊張したことは覚えていますが、まさか数年後に国会議員に出馬され、後に文部科学副大臣にまでなられるとは思ってもいませんでした。