おはようございます。
昨日、Dr.Saruさんのブログに対して、私が更なる別解のコメントをしたら
Dr.Saruさんから
>なんか高校の授業みたいですね。授業前に解答を前後の黒板一面に敷き詰めて、みんなでそれぞれの解答を味わう。
なんてコメントバックをいただきました。
そうなんですよね。
前後の黒板に生徒が解答を書いて、どれが一番美しいかを味わうかという授業をしている学校があると聞いたことがあります。
そんな授業にあこがれます。
先生は最低限の知識だけ教えてくれて、あとは自分で調べたり友達と議論しながらとにかく考える!
そんな勉強の1つの形として、私が高校生の時に参加した「数理の翼セミナー」を紹介します。
数学者の広中先生の主催のものです。(広中杯主催の先生です。)
全国から数理科学が大好きな高校生が一堂に介しての合宿です。
日中は招待講師の講義、夜は参加者で夜ゼミととにかく朝から晩までずっと数理科学漬けです。
数学オリンピックのメダリストとかも数名いましたし、私にとってはまさに井の中の蛙状態。なんて場違いなところに来たんだろう、というのが最初の印象でした。
あることを考え始めると、こういうアプローチもあるよ。いや、こうも考えられるのではないか!
なんて夜な夜な議論がくり広げられたものです。
同じ高校生同士なので楽しかったです。
1つの事に対してとにかくとことん考える。
ドラえもんの道具を物理学の視点からまじめにアプローチしている人もいましたし、おりがみを使って数学的な議論をする人もいました。ひも理論とか結び目理論とかさっぱり⁇状態。
話についていっている同級生が神様に見えました!
もうそろそろ夏季セミナーの案内が始まるのではないかと思います。高校生でこのセミナーに興味のあるお子さんはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。