自分の願掛けと頭の整理をするためにブログのupは1日1回を基本としています。
が、本日はSAPIXの中学入試分析会へ参加してきましたので備忘録としてupすることにしました。
ためになる勉強法のエッセンスが詰まったお話だったので、参加できなかった方はご参考まで。
今日はWアカの入試報告会もあったのですが、先日保護者会でも総括を聞きましたし、今後なにかと聞く機会があるので今日はSAPIXを優先しました。
とにかく、私の印象に残った言葉
「今年もSAPIXはすばらしい実績をあげました。」
「SAPIXを信じて下さい。信じてついてきてくれれば道は開けます。」
何回この言葉を聴いたことでしょう。力強い営業トークです。奥様方は信じちゃいますね。
それと、総括をされた先生が噛むことなくさまざまな数字を約30分間しゃべられたのには感心しました。学校名と数字が瞬時につながらないと、お経にしか聞こえなかったでしょうね。
さてここからが、備忘録です。
(総括)
・今後、受験者数、受験率が増える(ベビーブーム世代の子供にあたるのでしょう)から厳しい戦いになる。
・付属校の人気化、女子高は減少している。共学がとにかく人気高い。
・偏差値60以上の受験者が増えて、中堅校が減っている。
・英語の選択可能校が増えている60校→97校→103校
・出願平均6校、併願数が増えている
・中学受験で得られたもののアンケートで多いもの
1.一朝一夕では得られない子供の最後まであきらめないと信じて進んだ精神的なたくましさ
2.親子で濃密にがんばった二人三脚の経験は一生の思い出。
(算数)
・出題分野:受験者が増えているのでふるいにかけるためにボーダーラインをあげようとしている。(中レベル問題の出題範囲が広がっている)
・目指す力の種類:数について、図形について高度な計算力、作業力が求められる。
・どのような目標:解き方を暗記している子供は解けない問題が多かった。
・(サピ用語)A問題:スピード、計算力、典型問題への対応力
・(サピ用語)B問題:初めて見る設定、初見問題に対する試行錯誤力
・最近はB問題が増えている。立体図形、場合の数、作図、言葉で説明。
・円や長方形の面積の求め方や性質についてきちんととらえた勉強をしていることが必要。
たとえ2つの図形が重なっても本質を見抜き、説明できる力。
・女子校:途中の計算が非常に厳しく、難しくなっている。普段からていねいな勉強が必要。
・開成:今年は非常に易しい、解きやすかった。受験生の感想は、過去問より易しいけどそんなことは関係ない。
・子供にとって易しいかどうか関係ない。全力で取り組む(ノーミスを目指す)ことに変わりない。易しくてもきちんと点数を取りに行くことが大切。
・難関校:数の規則性、周期性が登場している。子供はまず書き出し作業をしていく中で規則性を見つけるために途中で少しでも計算を間違えると命取り。(計算力)
・図形の問題:フリーハンドで図を描けないと面積を求められない問題。(例)として豊島丘女子中の軌跡を求める問題等。フリーハンドで描けるか?普段から図を丁寧に見て、丁寧に描いているか。他に中だけでなく外側に図形を付け足すフェリスのような問題。立体図形、展開図の問題。切断は必ず出ると言ってきたが、切断面が五角形になるケース(難しいが定番化)とか。
・終始いえることは、「ていねいさ」:計算、問題を読む、検算
・大人が子供にていねいに接することが大事。注意でない、子供に自分で考える間を与える。これが合格力を勝ち取る精神力へつながる。
(国語)
・頻出テーマは世相を反映する。今年は5テーマ。
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ロボット、AIとの共生のあり方。
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リアルな実感を持つことの大切さ。
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多様性、違いを認め合うことの大切さ。
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自己の肯定:悩みを解決し成長する→解決できない自分を認める
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家族の愛情、きずな
・設問、問われ方
1.しっかり書かせるものが多い。要約に近い。100字程度。
2.細やかな表現(言葉のニュアンスを汲み取る)を味わい、自分なりに感じたことを表現する。
・これらの力をつけるためには、SAPIXの授業にしっかり取り組むこと。特にB授業。普段のことの延長にある。
・「そだねー」と言いながら、家族と話し合うことが大事。
(理科)
・例年以上に差がつきやすい問題が多かった。適度に差をつける工夫をしている。
・工夫
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選択肢の難しさ:全て選びなさい→知識の深さを見る。(例)間違いを3つ選びなさい。1つ1つていねいにうたがって考える必要が有る。
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計算問題の難しさ。
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実験、観察の難しさ:なぜ?自分で実験の様子を描けるか?
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初見の題材に対する対応力
・渋谷幕張中:作用・反作用→頭突きの有効性の問題
・今年は学習指導要領の改訂(科学的な根拠の予想や発送をする力を求めている)の影響を受けているように思える
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浮力の問題が増えている
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原子、粒子に着目した問題が増えてくるのではないか
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身の回りにある生物に焦点を当てた問題
・授業に積極的に参加して考える。家でも考える。考えることが合格へ近づく。頭に汗をかいてほしい。だからSAPIXを信じて欲しい。
(社会)
・学校が求める基礎力、学習姿勢を厳しく問うている。
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きちんと知っている:語句を書かせる問題が増え、難度がupしている。(例)枢密院、尾形光琳
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学習の幅や深さを求める:資料を見る大切さ。文化史を後回しにしがち。
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当たり前だと思えることを疑えるか:(海城中学)北海道の屋根の角度が急になっているのはなぜ?
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子供達自身に提案を考えさせる:(例)核の時計を戻す為にはどうしたらいいか?
・トピック
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憲法の基本的な知識を問う:憲法の制定過程、憲法観
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災害
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訪日外国人の増加
・攻略法を聞きたがる、解法・正解をすぐに聞きたがる子はダメ。能動的な学びに変えて欲しい。
・きちんと努力を続けて、知識を知る:自分のものとして学んだことを説明できる。社会とつなげて考えられるか。
・子供たちの思いつきを否定しない。なんでそう考えたの?と聞く。
・クラスの20人分の意見を合わせると視野が広がる。だから授業が大事!SAPIXにおまかせください。
(最後に私の総括)
SAPIXのトップクラスの授業はレベルが高くて面白いだろうな。
けど、子鉄のことを考えたら私は「Wアカを信じてついていかせます!」