手話と字幕付きCM動画制作 ちゅうぎんFG、営業店で放映/山陽新聞さんデジ記事・2024年6月24日


  ちゅうぎんフィナンシャルグループ(FG、岡山市北区丸の内)は、手話と字幕付きのCM動画を制作し、傘下の中国銀行(同所)の営業店で放映している。同様のCM作成は同FGでは初めて。障害者の希望に合わせて対応する「合理的配慮」の提供が4月から企業に義務化されたのを踏まえ、一層のバリアフリー化を進める狙い。

 動画は、同行のスマートフォン向けアプリ「ちゅうぎんアプリ」をPRする内容。アプリ上で口座の残高が確認できるほか、電気代などの引き落としを事前に知らせる機能が付いていることを紹介しており、音声を字幕で表示するとともに手話で情報を伝えている。

 手話を使った番組の制作を進めている岡山放送(同下石井)の協力を受けて作成。手話は同市の聴覚障害者が担当した。4月から、岡山県内の44店と広島県内の5店の店内モニターで15分間隔で放映している。

 同FGは「アプリを使えば、銀行に来なくても多くのサービスが受けられるため、耳の不自由な方の利便性も高まるはず。障害の有無にかかわらず情報を届けられるようにしていきたい」としている。

山陽新聞さんデジ記事・2024年6月24日

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