岡山 倉敷 障害者の工賃向上へ デニム調の小物づくり体験/NHK NEWS WEB 岡山 NEWS WEB記事・2025年5月2日
福祉事業所で働く障害者の工賃の向上につなげようと、倉敷市の美観地区で、デニム調の小物づくりを体験するイベントが開かれています。
このイベントは、コーティング材などに使われるシリコーンを取り扱う東京の商社と、倉敷市の美観地区で障害者の就労支援を行っている福祉事業所が、共同で開きました。
福祉事業所の一角に設けられた会場では、この事業所の利用者が接客を務めていて、訪れた人がデニムを素材にした塗料を使って、デニム調の小物を作る体験をしていました。
福祉事業所では、企業から請け負った作業に加え、たい焼き店の運営などを行って20人いる利用者に工賃を支払っていますが、他の事業所と同様、工賃の向上が課題となっています。
今後、こうした体験教室の運営や、利用者が作った小物をみやげとして販売することで、工賃のアップにつなげたいとしています。
福山市から来た50代の女性は「楽しかった。デニムの作品が縫い物以外にもあることを初めて体験しました」と話していました。
福祉事業所「ICHIGO WORKS」の吉田秀樹施設長は「デニムに興味を示す方が多く、お客さんの反応も良い。いろいろな企業とコラボすることでアイデアや工夫が生まれ、工賃アップにつながると思うので、今後も強化していきたい」と話していました。
このイベントは3日も開かれます。
NHK NEWS WEB 岡山 NEWS WEB記事・2025年5月2日
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20250502/4020023301.html?fbclid=IwY2xjawKD2chleHRuA2FlbQIxMABicmlkETFPRWJKcEhjeEJqZ1FDUWoxAR7YsR7DdlNGRlOK7Cwj_28dAFn0ZlRGPQfnVSEKIGiLd5HAFIY2RQUkH2oS3w_aem_NNCeGlvRDKKizlP-AtaDVQ