障害者が農作業に携わる「農福連携」、技術支援者が農家で助言/読売新聞オンライン記事・2024年4月23日


障害者が農作業に携わる「農福連携」で、農林水産省認定の技術支援者が22日、旭川市の農家で収穫後の小松菜畑の片付け作業などについて助言した。

 農福連携技術支援者は、研修を受けて認定され、農業者や福祉事業所の職業指導員、障害者らに農業の現場で具体的な指導や助言を行う。道内では20人が認定されている。

 この日は、ビニールハウスで小松菜を栽培する旭川市東旭川町下兵村の村田典彦さん(48)の元に、技術支援者の加藤里美さん(55)が派遣された。収穫後のハウスでは、連作障害対策で畑に残る根を掘り起こして回収、廃棄しなければならず、福祉事業所の職員と障害者の計2人が熊手状の農具を使って作業にあたった。

 加藤さんは「抽象的な表現では伝わらないので、具体的にやってみせると理解が早い」と話した。村田さんは「人手不足なので、作業を手伝ってもらえると大変助かる」と話した。村田さんは今後、小松菜の袋詰めの作業でも福祉事業所への依頼を検討している。

読売新聞オンライン記事・2024年4月23日

https://www.yomiuri.co.jp/local/hokkaido/news/20240423-OYTNT50006/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTAAAR0yanf1LSI9xPyeus-whk1HJqBptBMqsVL2dIlqkxIt1jldcacRecDKIgs_aem_ARdv4muHTJWV78OyrpkqYugvoQXWMl2HmBmZBiF4KyqJrAa025xR7MNfG_H0R2AdZS5yp-sRsT1X-feUZRcusgDa