七尾の福祉事業所×リユース業 来月から能登支援 古着回収事業連携/中日新聞記事・2024年3月10日


 リユース・リサイクル業「日本リユースシステム」(東京都)は4月上旬から、地震で被災した七尾市の就労継続支援B型事業所「えもる」と協力し、能登半島地震の支援プロジェクトに乗り出す。8日、山田正人社長(46)らが市内に支援物資も届けた。
 古着を集めて、有料の専用回収キットで同社に送ると、開発途上国の子どもたちのポリオワクチンの寄付につながる「古着deワクチン」の事業で連携する。キット1個の購入で、5人分のワクチン代を寄付できる。
 2011年の東日本大震災で被災した同社は「自分たちにできることを」と、売り上げの一部を能登の支援に充てる回収キットの販売を検討。被災地の福祉作業所を支援するため、キットの製作はえもるの利用者に依頼することにした。
 8日は、10トントラック2台分の飲料水や生活用品、防災グッズなどを同市中島町小牧の集会所と七尾商工会議所、えもるに届けた。山田社長は「まずは物資を届けることから。継続して支援を続けたい」と話した。

中日新聞記事・2024年3月10日 

https://www.chunichi.co.jp/article/866052?rct=k_ishikawa&fbclid=IwAR23RuzwCwKxEWzDM3Pm5xA4xHg6QnrYbkM8Wmez27g1swWMhvtHAvFvIsY