中学生が社会問題や家族などとの人間関係、未来への希望などの考えについてスピーチする「岐阜市少年の主張大会」が二十二日、同市のぎふメディアコスモスであった。
岐阜聾(ろう)学校から初めて参加した一年の藤川心花(みはな)さん(13)が、手話を交えた演説で最高賞の優秀賞に輝いた。
藤川さんは、ヘレン・ケラーと家庭教師のアン・サリバンのエピソードを引用しながら「考える力は、見ることや聞くこととは別の能力。障害は、人と人とを隔てる障害にはならない。みんなで協力し、手をつないで笑いあう。そんな人と人とがつながる輪を、私は広げていきたい」と訴えた。
障害者のことを広く知ってもらおうと出場を決めた。入浴中や学校の掃除の時間にも練習を重ねた。
大勢の人の前で演説するのは初めてで緊張したというが「今までで一番うまくしゃべれた。納得している」と笑顔。審査員からは「聞き手に分かりやすい言葉遣いで主張を届けていた」との講評があった。
大会は、市青少年育成市民会議と市教委の主催で毎年開かれ、今年で九回目。市内の中学校に通う二十四人が参加した。優秀賞の四人は、県大会岐阜圏域選考会に推薦する。


中日新聞記事・2019年6月23日
https://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20190623/CK2019062302000038.html?fbclid=IwAR054y4kXvxfd5UPo8zYwC1pHXchgA-7DB4VcH5f_6t2vuxJSC_MXT7uyGQ