■ 前回書いた通り、大人になると、どうしてもチャレンジできなくなります。

大きな理由の一つは、失敗への恐れがあると思います。

特に今の社会は減点主義が蔓延っているので、それも拍車をかけているのでしょう。



■ 人を褒める時にも、同じことが言えるでしょう。

能力を褒めると、人はチャレンジをしなくなってしまいます。

「あなたは素晴らしい能力の持ち主だ!」という褒め方は、「あなたはすごい人だ!」ということと同義。

そうなると、「すごい人なのだから失敗できない」という思考回路が働き、チャレンジしなくなる可能性があります。




■ それでは、どのように褒めるのがいいのでしょうか。

 

能力や結果でなく、努力や行動を褒めると、成功・失敗にかかわらず、チャレンジするようになるでしょう。

「あなたは沢山の努力をしたね」「あんな時間まで頑張ってくれたね」と褒めるのです。

 

そうすると、相手はまた頑張ろう!という気持ちになるのです。