
JR学研都市線
普通松井山手行なう
今夜も残業。
頑張った、俺。
明日は休み。
しっかり休めよ、俺。
さて、世間はだんだん冷えてきた。
景気や外交の話、ましてや夫婦間や人間関係の話ではない。
他愛もない話である。
私事であるが、
冷えてくると北へ旅したくなる。
寒い時には寒い地方へ
暑い時には暑い地方へ
紀行作家宮脇俊三氏ではないが、
尻がウズウズする。
どこかに行きたいと。
そんな時によく乗ったのが
新潟行の夜行急行きたぐに号だ。
仕事帰りにふとどこかに行きたくなる。
家に着くやいなや、旅支度を整える。
日が変わろうとする深夜
京都駅に立つ。
次の日は、
夜が明けきらない富山で下車し、
高山本線を岐阜へ向かう。
時には
糸魚川で下車。
始発の大糸線で雪深い平岩で途中下車。
行きつ戻りつしながら北アルプスを眺め松本へ。
中央本線で木曽路を分け入り、名古屋へ向かう。
さらに休みが長いと、
新潟から北上したり、
会津若松へ抜けたりもした。
独身時代の懐かしい思い出だ。
雪は良い。
白は七難を隠すという。
ナース服に萌え~な看護士さんが、私服になると萎…
(以下、自主規制)
山河の雪景色は水墨画のようで、
モノトーンのコントラストに侘びさびを感じさせる。
日本人で良かったと思う瞬間だ。
また夜も良い。
ピンと張りつめた空気
漆黒の夜空。
黒は………
とりあえず、
私の好きな色だ。
話は本線を逸れ、盲腸線に乗り入れてしまったようだが、
とにかくこの季節になると
私は無性に北に行きたくなる。
という話だ。
今年もそんな季節になったのだな…
と帰り道にふと思ったまで。
乗り入れたのが盲腸線なので、
この話もここで終わりにする。
今日もご乗車ありがとうございました。
車掌は俺、だいごでした。