
来春
北陸から雷鳥が姿を消す。
とは言っても、
鉄道の話だが。
北陸本線電化開業で生まれた
特急雷鳥号
大阪と金沢、富山を主に
今はなくなったが、
かつては、
新潟や和倉温泉にも乗り入れ、
運転本数も多く、
1日に10数往復が運転された
北陸特急の代名詞ともなった列車だ。
クリーム色に小豆色の国鉄標準の特急色
当時は斬新だったらしいが、
今では懐かしい色と評される。
姿、形から
レトロとも言われるまでに。
まぁ、
いづれにせよ、
よく走ったと思う。

高度経済成長
オイルショック
日本国有鉄道の解体
バブルの崩壊
JRが発足して20年以上が経過。
そして、後進に道を譲り
この度、
めでたく、引退。
最高の花道であろう。
で、
北陸から
この歴史ある国鉄色の485系が消えるか…
と思えば、
さにあらず。
金沢と新潟を結ぶ
特急北越号。
これが時折、
上沼垂色といわれる、
国鉄色ではない485系の変わりに
運用に就くことがある。
上野と金沢を結ぶ
臨時急行能登号
この列車の車両基地のある新潟から金沢への送り込みや、返す為に特急北越号を利用し、運用に入る。
というわけで、
国鉄車両がオンパレードの北陸には、
「レトロな車両」達の活躍が
まだまだ見られるわけである。

首都圏では
JR化後に生まれた通勤車両、特急車両が廃車になって、
第二、第三世代の車両が走っているというのに、
この地域格差。
といえば、大袈裟か。
しかし、
昭和40年代の車両がまだまだ多数を占める北陸の鉄道。
JR化後の新車で埋め尽くされる日は来るのだろうか…。
それとも、北陸新幹線が開業し、
第三セクター鉄道になるのが先か。
さてさて、どうなることやら。
と、話は脱線、転覆してしまったが、
それはそれで仕方がない。
それもまた事実なのだから。
何はともあれ、
私はこの車両が好きだ。
それだけのことである
全国からこの車両が消えて無くなるまで、
時間と経済的に余裕がある限り、
こいつらの尻を撫でに回ろうと思う。