ターミネーターというビッグネームの映画で4作目の監督は大変。

監督のマックGは私の大好きなチャーリーズエンジェルの監督です。

元気でリアルな映像(ターミネーターがしつこい!!)で大正解だったと思う。

今回のテーマは『抵抗軍のよりリアルな実態』『ジョン・コナーとは』『奇妙なターミネーター』である。

ジョンコナー役のクリスチャン・ベイルはなかなかいい役者さん。タフで人情に厚いリーダーを演じている。

ただ、特殊なターミネーター(マーカス・ライト)役のサム・ワーシントンがかっこよすぎて、ちょっと主役を持って行かれているの感あり。

なぜ、ターミネーターが人型になったのか、なぜジョン・コナーが抵抗軍のリーダーになったのかぼんやり理解ができた。

次回はタイム・トラベル機についてぜひふれてほしい。







大吟醸的映画館-206


私の大好きな今敏(こんさとし)監督。

「千年女優」では細やかな表現と効果的な色遣い、それと映画に対するなみなみならぬ愛情が感じられた。

この作品も、筒井康隆原作のもののアニメ化であるが、原作に流されず監督自身しっかり消化し、見終わったあとに、懐かしさと清々しさが残るいい映画だ。

なによりも映画に対するオマージュ(ローマの休日や007)の表現が的確。

本当に、カットもキャラクターも効果も文句のつけようがなく、完成度の高い作品だ。

夢のパレードのシーンは圧倒的で、精緻な画面のたまもの。


学生時代、若気の至りで8ミリ映画を作って文化祭で上映した。

あの思い出が恥ずかしさとともに鮮明に思い出された。

表現することにのみ意味があると考えていたあの時代の

失敗と挫折がほろ苦く胸にせまってきた。

これも、ねらい通り?

今監督の次回作に期待します。





大吟醸的映画館-203

宇宙からの使者クラトゥ(キアヌ・リーヴス)が地球を破壊する人類に対し引導を渡しに来る。

CMで観たショッキングなCGに期待したが、つまるところクラトゥがヘレン(ジェニファー・コネリー)にほだされて任務遂行をやめるまでのお話。


強力な護衛ロボットを従えてきたわりには、一発の銃弾に倒れるのってありか?

バリアはないのか?


あとあとずっとこの疑問が引っかかった。

かなり甘い使者で、人類は助かった・・・ってことか。


正直リメイク映画の難しさを感じた作品であった。

時間がたち今、我々は悲しいかないろいろ知りすぎて、宇宙からの使者なんて言葉でもうしらけてしまうのだ。







大吟醸的映画館-202

またまたドンパチ映画。

もうシューティングゲームやね。

こんなもの作ろうと言って、よく資金が集まったなぁ・・・

やっぱモニカ・ベルッチが出るといったからかな。

「弾丸(タマ)んねー」だって・・・(笑)


赤ちゃんを連れての銃撃戦、そのうちモニカ・ベルッチもくっついて主人公としたらとんだハンデを付けられて撃ち合う。その場面がまたマンガなんだよなぁ。嫌いじゃないけど。

相手の弾丸がほとんどあたらない。頭数そろえても下手揃いじゃ勝てないはずだ。




ポール・ジアマッティはなかなかいい役者。

しつこい感じが良かった。元FBIのプロファイラーて・・・・・

頭悪すぎやろ、頭数で突撃作戦連発とは。


教訓

馬鹿な大将、敵よりこわい。


大吟醸的映画館-201

荒唐無稽のお話よりも、映像を楽しみたい。

とにかくスロー映像が多いし、そこが楽しい。

謎の美女フォックスのアンジェリーナ・ジョリーは、いつものごとく素敵。

カーチェイスでのシーンは最高。

彼女は銃が最高に似合う。

監督ティムール・ベクマンベトフのこの作品は、一種実験映画のようにも見えるし、喜劇のテイストもあり

ロシア色(私の勝手なイメージだが)が濃い印象


一番受けたのは、どんな怪我でも

浸かっていれば直る不思議なお風呂。

冷めると水面にパラフィン(?)のようなものが浮かぶ。


トンコツスープかよ!


大吟醸的映画館-199

ピクサーの映画に外れなし!!!

この映画に出てくる一つ一つの部品のさび具合といったら!もう脱帽です。

機械屋の私にとって、あらゆる材質の汚し具合、物と物とがぶつかり合った時の音に感動。


主人公がこれまた愛らしい!たった一人で暮らすその生活も設定がしっかりしているせいか、つっこむ気にもなれずさいごのエンドロールまで楽しめました。


テレビで宣伝が流れてたけど、あれは序の口でした。

あまり期待しないで観た方が、感激の度合いが大きいですねぇ。




大吟醸的映画館-198

フォックス・モルダーのデイビッド・ドゥカブニーとダナ・スカリーのジリアン・アンダーソン。

いいコンビだ。あいかわらずジリアン・アンダーソンはきれい。


UFOやゾンビや連れ去られた妹の話を期待していたが、なんだかお話は地味であった。

テーマはモルダーとスカリーのお互いへの愛の確認。


やはり二人はお互いが絶対必要だと素直に再確認できてこちらもほっとした。

ただモルダーに影響されたスカリーは職場で浮いた存在。モルダーも無職っぽい。


ラストの暗い海に浮かぶ小舟の二人はなかなか意味深。


大吟醸的映画館-197

しみじみとココロにしみるオハナシ。

温暖化(?)でどんどん海面の水位が上がり、煉瓦を上へ上へと積み続ける老人。

お気に入りのパイプを落とし、拾うため海中の下の階へ降りていく。

下の階は過去の記憶を呼び覚ます・・・もう一階降りてみよう・・

家族を育て、妻を看病し、様々な記憶が彼をつつむ

やがて妻と初めて出会った木へたどりつく・・・


懐かしい気持ちが自分の中で大きく広がる


主人公と一緒に心の中で乾杯した。






大吟醸的映画館-196

いまをときめく滝田洋二郎監督作品。

盛岡・南部藩出身の吉村貫一郎(中井貴一)が妻子のため脱藩し、新撰組とともに変動する時代の中でいかに「武士としての義」を貫き通すかの姿を明治時代のその後の家族、関係者と過去と行きつ戻りつ描くその手法はなかなか老練。

中井貴一の達者な演技と殺陣。佐藤浩市との雨の中での立ち回りは思わず手に汗を握るシーン。

見終わった後、なんかココロに引っかかるものが残る不思議な時代劇。

南部の言葉のせいか、中井貴一の笑顔によるせいなのか・・・実は私は佐藤浩市目線で観ていた事に気づいた。


山田辰夫は滝田監督の高校時代の同級生とか。

なかなか物語の中では重要な役回り。

昔はチャラいイメージしかなかったが、使用人から意志を持つ一人の人間になっていく演技はいいと思った。


佐藤浩市の年寄りメイクは正直失敗作。もうすこしメイクにお金かけてほしかったなぁ・・



大吟醸的映画館-195

マンガが原作となると、マンガの映像化という事になる。

ほんとにマンガだった。

松山ケンイチはほんとにはまり役。松雪泰子に食われてたが・・・・

オハナシはあまり関係ないが、化粧してコスチュームをきてあの調子でシャウトすると

それなりにかっこよく、途中から心地よくなるものだと実感。

松雪泰子のドS演技はキレがあって、ナヨナヨ松山のキャラ対比で笑った。


ただ


ジーン・シモンズのファット状態にびっくり。




大吟醸的映画館-194