明けましておめでとうございます。

元旦は、このお酒から始まりました。


黒龍酒造は福井の蔵元。

瓶もここ専用瓶で、四合瓶の王冠は一升用王冠と同じもの。

首が長いので、注ぐとトクトクといい音がします。


酒米は兵庫県特A地区産「愛山」を100%使用。

精米 50%

アルコール度数 16度


今年はどんな年になるんだろうなぁ・・・なんて思いながら呑む。

控えめな含み香と繊細な味が舌を刺激し、のどを降りていく・・・

至福の時。




大吟醸的映画館

待ちに待った開運。

この時期、呑む酒は格別。

今年もいろいろありました。

ただ、経験値が上がるという事は、トラブルに対しても最短でうろたえず対処できるようになる事。

仕事もしたけど、日曜日金沢城のお堀で愛犬と見た風景が思い出される。

中古レコード屋で買ったLP盤も増えた。

去年より、もっと時間を大事にした一年だった。


アルコール 17以上~18%未満


山田錦 100%


精米 55%


一年を思い出させてくれる酒。




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ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演の『ダ・ヴィンチ・コード』の続編となる『天使と悪魔』

主人公ロバート・ラングドンより司祭のカメルレンゴを演じたユアン・マクレガーがかっこいい!!

完全に主役を食ってますなぁ・・・

教皇が病死し、次の教皇を選出するコンクラーベが行われようとしているヴァチカンに、天使のように舞い降りたユアン・マクレガー・・・うまくいけば教皇にも手が届くかに見えたが・・・

それにしても、反物質爆弾の威力たるや・・・絶句。

映像にしただけでも、すごい。

ホラ話も丁寧に作ってこそ。

一個は盗まれて、爆発したけどあとの残りはどうなったのか気になる。

科学は進歩し続け、もうブラックホールを作り出すところまでくると

あながち反物質爆弾もホラ話とは言えない現実が、正直こわい。




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第81回アカデミー賞では作品賞を含む8部門を受賞した作品。

期待して観たがお話自体は素朴と思えるほどの初恋物語で普通退屈になるのだが、インドという国、人々、雑踏、物乞い、ギャング、スラム・・・の中に放り込まれると、がぜん色彩を放ち心に迫ってくる。


はじめの警察での拷問シーンにびっくり。

インドで捕まったら、電流流されるのか・・


少年ジャマールの初恋の行方と青年ジャマールの一本気な性格にハラハラしながらあれよあれよというまに大団円。

おまけ(?)のダンスもインド映画らしくて楽しい。



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秋田に仕事で行って、駅の近くの酒屋で購入。

冷蔵庫で寝かせておいたものを思い出した。

精米歩合 65%

アルコール度数 14度


口に含むと馥郁とした香が広がり、鼻へぬける。

これはやはり夏に呑むべきでは・・・


香を楽しんで300mlは丁度いい量。

つまみなしの方がいい。



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万城目学の同名ベストセラーを映画化した青春モノ。
陰陽道はともかく、京都ならではの古い、汚い、広い下宿生活が思い出されて懐かしかった。
田舎から出てきた新入学生が最初に学内で強烈なサークルの勧誘の洗礼に会う。
「入るか否か」それは個人の理想ではなく、勧誘した女性が綺麗とかでホイホイ決まってしまうものだ。
何十年の時を経て、全く同じ感覚がよみがえってきた。
若いって馬鹿だなぁと微笑ましく思う。


映画的には、全くとりたてて言うべきものではないが、京都のあちこちで主人公の右往左往が楽しく、
京都の空気そのもの(学生生活の意味)が感じられ、ノスタルジックな感慨にふけった。



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まったく飽きることなく、スタートレックにどっぷり浸かった。
面白かったーーー!


J.J.エイブラムスはM:i:III Mission: Impossible III (2006) の監督(脚本も兼任)、クローバーフィールド/HAKAISHA Clover Field (2008)の制作など私の好みの監督。


最初のつかみのシーン(巨大な謎の宇宙艦の出現)からもう最高。
艦内のデザイン、機器の質感とも全く文句の付けようがない。
エンタープライズ号の宇宙に浮かぶ姿のなんと美しいことか・・・・

ジェームズ・T・カーク 役のクリス・パインはちょっと違和感があったが、あとの無鉄砲な展開で気にならなくなった。
スポックの ザカリー・クイントははまり役。理性と感情で揺れ動く若き日のスポックを好演。
レナード・マッコイ の カール・アーバン。これも雰囲気ぴったり。
ウフーラ の ゾーイ・サルダナ、魅力的だなぁ。
ネロ役のエリック・バナ。ま、順当な悪役ってところ。



宇宙から降ろすドリル(?)には正直シビれました。

このメンバーでぜひ続編を期待。








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人間50近くになると、否応なく「死」というものを意識するようになる。

何人かの友達は病に倒れすでにいない。

がむしゃらに何かを集め(人であったり、物であったり)た若いときに比べ、50歳ぐらいから物を整理するようになった。

整理するという事は、捨てるという事である。


20世紀少年は1970年の「万国博覧会」をシンボルとした壮大な同窓会と言える。

(こんな人騒がせな同窓会もないが)


言い古された事だが、人間は全て小さいころに夢見ていた通りにはならない確率が圧倒的に高い。

そう実感できるのが同窓会なのではないだろうか。

タイムカプセルを掘り起こさなくても、瞬時に過去に戻れる不思議な感覚。

自分は忘れていても、他者が自分の言葉を覚えていることに少々感動する。


(おれはこんな事を言っていたのか!?)


そんな時に感ずる今の自分と子供のころの自分との距離感(違和感?)が浦沢直樹がこの物語を描く原点になったのではないかと思う。全くの予測だが。


そういえば万博の時、ナショナルのパナカラーを買ったときのオマケが松下館のタイムカプセルだった・・

家のどこかにまだあるなぁ。中に豆辞書が入っていたのを思い出した。





まとめて一気に「20世紀少年」全巻と「21世紀少年」上下を読んだ。

映画を観てもあまりピンとこなかったので。

原作は、風景、カット、人物とどれにおいても充分読み応えのあるもの。

ただ、この作者のクセなのかエンディングをむかえてもなにか心に引っかかるものがある。

「モンスター」のとき感じたものと同じ。


原作を読んで改めて映画を観ると、原作のカットを忠実になぞっている事に少々感動。

優れた原作の(ことに劇画などの)映画化は、監督の個性で好きにするか、全く実写版といったものかに分かれると思うが、これだけ原作でイメージが出来上がっていると映画化はつらい作業なのではとどちらかというと気の毒に思った。


主人公のえんどうけんじ。

この音だけで私の世代(万博の時は高校生)は京都の円山野外音楽堂で聴いた遠藤賢司の「カレーライス」を思い出してしまう。

実際、原作の中でカレーを食べるシーンがあったので納得。

いろいろなリスペクトに満ちた物語。

オッチョの鎖につながれているシーンはまるでアトムを思い出させるし・・

いろいろ書きたくなってきたが今日はこれまで。

ナチスに追われ森へ逃げたベラルーシに住むユダヤ人の3兄弟、トゥヴィア(ダニエル・クレイグ)、ズシュ(リーヴ・シュレイバー)、アザエル(ジェイミー・ベル)は、やがて彼らを慕って集まる人々とともに生き抜く決意をする。

ただ、ナチスの追求を逃れ森で多数の人々の生活をささえることの苦しみは並大抵ではない。

病気、内紛、兄弟同士の考え方の違い・・コミュニティは大変である。


しかし、これは事実である。終戦の時は1200名までふくれあがっていた組織。

ナチスの追求から逃れ、これだけの人々が生きながらえたことは奇跡に思える。

一度は考えの違いから袂を分かつトゥヴィアとズシュが再び和解して同じ目的のために歩き出す姿は感動的。

ダニエル・クレイグとりーヴ・シュレイバーともにすばらしい演技で、物語に深みを与えている。

生きる事を、生きている事を考えさせられた。




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