観終わって、なんだか過去の映画のツギハギをみせられたような気持ちになった。

海底シーンは『タイタニック』(写る映像が大和のどの部分か知りたかったが菊の御紋ばかりのアップで不満が残った)

戦闘シーンは『プライベートライアン』『パールハーバー』(敵機のアップも少なくなんだか物足りない)

攻撃されながらも航行する俯瞰シーンはなかなかいい。

主人公が恋人と再会するシーンは『スターリングラード』


意外に(?)長嶋一茂がいい。

反町の演技からはあの時代が感じられない。なにをやっても反町。

渡もそうだが、キャスティングでずいぶんミスをしている気がした。

ワンパターンで役者のキャラまかせのキャスティングでは何も生まれない。


あとひそかに気づいた事。

生き残りで回想する仲代達也がアニメ『宇宙戦艦ヤマト』の沖田十三艦長そっくり。

この話のあと、彼が密かにヤマト建造した?・・・なんて





92

関西へ行ったら、この酒が気になる。

以前酒の会で呑んだ印象は、しみじみと深い感じで夜通し語り合う時にのむべきだなぁなどと思ってしまった。

先日、機械の搬入で大阪にいた。

センサーのトラブルで随分時間がかかってしまった。

ようやくメドがついたときもう12時近く。

まぁ、一杯と客が気を利かせて紙コップを差し出した。


旨い。若くもなく落ち着いた味だ。

本当においしい。


何という銘柄ですかと聞くと、先方はニヤリと笑って


『呉春や』


と誇らしく言った



91

とにかくリー・ラスムッセンが神々しい。

またまたリュック・ベッソンの趣味満開。

彼女のために造ったとしか考えられない映画。

ときに美しく、暴力的で、儚げ・・・

ひたすら過保護に守られるダメ男はだれでもよかったような・・・


日本版を造るとしたらナイナイの岡村しか考えられんが。


観たあとなんだか『あぁっ女神さまっ』を思い出した。

日本大好きのリュック・ベッソンが読んでないはずはない。

インスパイアされたのかも?



88

今年初めての酒は初心(はつごころ)だった。

純米大吟の2年熟成。山廃仕込み。

しぼりたてや生の文字ばかり目に付いた去年の想いでをリセットし、新たな気持ちで呑んだ。

ほのかな熟成香と味のバランスがいい。

日本酒らしい立ち方。ワインに近づくでもなく日本酒だ。

今年はどんな年になるのだろう。

どんな酒にであうのだろう。

どんな人にであうのだろう。

年賀状を見ながらぼーっと考えた。

この酒のせいだ。




90

すっきりして、洋食にも中華にも負けない味。

食中酒としておすすめする。

先日、仲間と酒の会(納杯会という)をした時、杯を重ねるうちに改めて素晴らしさを実感した。

少したって、いろいろな吟醸酒を飲んで、またこの酒を飲むとまたまた新たな感動がある。

すっきりとしてキレがあるとは言葉で言うのは簡単だが、まさしくこれはそれを体現している。





89

全く予備知識なしで観てしまって、心が揺さぶられる事がある。

期待していないぶんだけ素直になれるからだろうか。

少年とキカイの心の交流というと単純なストーリーのように聞こえるが、なかなか深い。

アトムのロビタを思い出した。

その優しい仕草と本気を出したときの禍々しい姿のギャップがショックだ。

とにかくよくできたお話。

ラストも救われた気持ちでホンワカ温かくなる。

監督は後年『Mr.インクレディブル』を撮った人。

いいモノつくるなぁ。ブラッド・バード。

これからも注目してるよ。




86

私の中ではクリスマスの映画と言えばこれ。

地味なマクレーン警部が一夜でヒーローになるメルヘン。

日系企業のハイテクビルで缶詰状態の主人公がこつこつ中から穴を空け、通信手段を得てどんどんクライマックスへ向けて物語りを盛り上げていく脚本の素晴らしさ!

本当に面白かった。

足の裏のガラスを抜きながら、発砲トラウマの警官にグチをこぼすシーンなんて最高。

ああいう静のシーンをアクションとアクションの中に入れると効果的なんだなぁとつくづく納得しました。

最後にクリスマスソングが流れやれやれといったなんだかシアワセな開放感につつまれる不思議な映画でもある。





85

製作・脚本リュックベッソン。

またまたフランス人の身体能力に対する興味と車マニアぶりが理解できる。

場所を近未来に変えて、『ヤマカシ』でやったビルからビルへの鬼ごっこをこれでもかこれでもかと見せつける。

初めは驚いたけど、目が慣れてくると、鬼ごっこにも一定のルールがあるようで興味深い。

大男との対戦は、ブルース・リーの『死亡遊戯』の影響が見て取れる。

カンフーや柔道にフランス人の興味はつきないんだろうなぁ・・・




84

カーズってなに?と観はじめたらもう止まらない。

走りに自信過剰気味の若者の一皮むけるまでのお話。

よくある話の寄せ集めみたいだが、さすがピクサー!しっかりツボを押さえていて、終盤には私もあの赤い車に感情移入している始末。

高速道路が出来た事による、さらなる地方の過疎化。

どこの国でも、人間というのは時間短縮と引き替えに失うものも多い。

高速道路を降りて、主人公も人生の様々な選択肢に気付いたのだろう。

子供向けの体裁でもなかなかいいお話だった。




83

いつもながらジョニー・デップは達者な演技。

ずる賢くて、セクシーで必死だ。

なかなかいないタイプの役者。日本では・・見あたらない!

この映画を日本版で作るとしたら


『瀬戸内の村上水軍』


って感じか。主役はちと不満だがオダギリ・ジョーにでもやってもらうか?


今回はドタバタもスケールアップし、楽しい。

しかし次回作のつなぎだけに


『えっ?』


という終わり方。ま、楽しいからいいか。




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