アメリカングラフィティはすごく好きな作品

映画館で、何度観ただろうか・・・

でも、その後出たこの作品は観る機会もなく、「観たいなぁ」と思いつつ、記憶のすみに追いやられていた。

ツタヤで探したこともあったが、見あたらずそのまま時間が過ぎた。


たまたま電気屋のDVDコーナーで見つけたときは、ドキッとした。


第一作におとらずなかなかの語り口。

60年代のアメリカの若者たちのその後を淡々と描く。

軍隊に入ったテリー(チャールズ・マーティン・スミス)の痛々しさ

スピート狂だったジョンのレースに明け暮れる日々の中で見つけた恋とその不器用でも暖かいまなざし


まるでドキュメンタリーのような映像は、今だからこそ新鮮で胸を打たれる。

懐かしい曲に乗せて素敵な時間はあっという間に過ぎた。



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うれしい事があった時は空けようと冷蔵庫に寝かせてある酒がある。

今回はそんな時だったので栓を開けた。


喜楽長 大吟醸 能登杜氏芸

山田100% 精白40%

杜氏 天保正一


現在の杜氏さんではない。

1年前くらいに頂いたが、もったいなくて冷蔵庫に寝ていた。


すこしヒネが心配だったが、飲むとそんな心配は吹き飛んだ


凜として香りが攻めてきて、あとに味がしっかり残り、さーっと口の中から消えていった・・・


どんなに美味しい酒でも、一期一会の心構えでこれまで飲んできたが、

この時ばかりは名残惜しい気がした。


この酒をくれた人の顔を思い出した

確かに自信に満ちた顔だった



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阿部サダヲの怪演が光る。

とにかく楽しいジェットコースタームービー

しかし男にとって一見さんお断りの壁をいかに乗り越えるか

これはつてがなければ本当に難しい



以下は私の体験談


町内のカラオケ大会でいい気持ちで歌っていた私は近所のクリーニング店のご主人から声をかけられた。

「ほんとに小唄むきの声やねぇ」

「小唄?」

「いっぺんお稽古見に来て」


後日私はクリーニング店のご主人に連れられてお師匠さんのところへ行った。

いきなり「梅は咲いたかからやりましょ」

「は?」

小唄は楽譜らしきものがなく口づたえで覚えていなければならない

かくして厳しくも楽しいお稽古の日々が始まった。


小唄の会というのは年に2回新年会とゆかた会という内輪の発表会がある。

その会がおわりすぐさま宴会となる。人前で発表した緊張感から解放されていつもお酒がうまい


2次会へ行こうという事になりみんなでぶらぶら歩いていると、兄弟子の足が極端に遅くなった。

「Wさん、急ぎましょうよ」と私は言った

するとW氏はニャッと笑い「もうちょっといいとこへ行こ!!」

とすばやくタクシーを止めると、私を押し込み「にしへ行って」と言った


この時点で私はまだどこへ行くのかも検討がつかなかったが、その30分後私たちはお茶屋にいた


少しして、顔を白く塗った芸妓さんが2人入ってきた

それから2時間、私は夢の中にいた


次の日、目覚めて真っ先にこう思った。

「これで俺も一人でお茶屋に行ける!」


あのときの気持ちを思いだした




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成海璃子のための映画

彼女に頼ってっばっかりもなんだが、ワォ役の松山ケンイチは割と原作のイメージに近くなかなか好感がもてた。

原作はすでに読んでいたので、どうしてもエピソードや筋書きが気になった。

原作にあった少女を野球を好むアクティブで本音でズバズバいう主人公にしてほしかった。

ただあれだけの量を2時間弱におさめるのはなかなか難しいだろう。


成海璃子自体があの年で圧倒的な存在感を持っていることだし、きれいに撮るよりもっとハチャメチャに動かしてほしかったなぁ。


神童もハタチ過ぎればタダの人というが成海璃子は今後どうなっていくのだろか?





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正月に飲む酒は銘柄はともかく1升の菰樽と決めている。

呑み口をセットし、ぐいのみをあててトクトク注ぐ・・

なんか気持ちが引き締まって、清々しい。


今回は福光屋の「加賀鳶」

箱がまたいなせな浮世絵の加賀鳶の図柄


コタツでコノワタやカズノコを肴にチビチビやる


幸せって簡単手に入る

またすぐ醒めるのもいい




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スナイパーといえば私の中ではやっぱり「ゴルゴ13」

しかしリアルなお話となるとこんな感じなんだなぁ。

いままでいろいろな戦争映画でスナイパーが扱われてきたが

印象に残っているのは「フルメタルジャケット」の少女スナイパー

あの映画ほど戦争の狂気と恐怖を描いた作品はないと思う


さて、退役した腕利きスナイパーにおよびがかかる

プライドをくすぐられる任務

結局ハメられる訳だが逃走がすさまじい

けっこうスカっとする映画だったが、愛犬か殺された設定に泣けた

あとの非情な殺戮の最大の動機と理解した




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初めて作った飛行機のプラモデルがなぜかスピットファィアだった

それも外国製だったのでバリだらけのなかなか組み合わせか悪いシロモノだったが

できあがった時の機体の美しさに感動した

あのころは飛行機プラモといえばゼロ戦だったが、なぜかスピットファイアにひかれそれから数機作った


監督はガイ・ハミルトン

007シリーズを手がける達者な人


テーマはもちろんバトル・オブ・ブリテン

スピットファイアとメッサーシュミットとの空中戦を堪能した


新人が先輩の死を超えて一人前のパイロットになっていく様子も淡々と描かれ

大変好感がもてた


CGにとかく頼りがちな最近の作品と違い、飛行場の爆破ーンを俯瞰でとらえるなど

火薬使ったなーという感じ


昔の作品で画質も荒いし、墜落シーンの合成も稚拙だがそれ以上に飛行シーンが美しく最高




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文句なしに面白い!泣ける

観終わった後、清々しい。

ああ、いい時間だった。


エピソードの数々でぐいぐい引き込まれた。

アンソン役の井坂俊哉がいい。

チャンス役の今井悠貴がいい。

役者のバランスがいい。

70年代の空気感はさすが井筒監督。

本当にすごい。水着の騎馬戦なんてなつかしー。

三丁目の夕日のどこかノスタルジックたけどうそっぽい画面と違い

あの当時を切り取って持ってきたかのように生々しい。


ええ仕事するなぁ、あのおっさんは。


LOVE&PEACEの言葉の意味は重い。



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ピクシーの作品はほんとに安心して観られる。

人や物や動物の動きは完璧。

いろいろあったけどめでたしめでたし・・・・


・・・とはどうしても思えなかった。

なにしろねずみがコックを操作し料理を作る(マジンガーZ状態)

忙しいので仲間のねずみもよんで美味しい料理をつくるのだ・・・・って

厨房にねずみが料理をつくってるなんて悪夢以外なにものでもない


ミシュランは星いくつつけたのだろうか?






たまには贅沢に燗酒を楽しみたい時がある。

先日、福井で購入した「九頭龍」

寒くて体が欲した時にあけようと思っていた。

こたつも出して、外の気温も10℃を切った。


そろそろ美味しい燗酒を飲むことにする。


愛用の九谷の徳利。

口から1cmまで酒を入れる。

上が細いので燗の温度がわかりやすい。

熱せられて体積が増えるので微妙な温度上昇もつかめる。


今日はぬる燗にしよう・・・


鍋の熱湯に徳利を漬け

待つことしばし・・・


5mmほど水位があがったので取り出し、こたつに入って白のあっさりした杯に酒を注ぐ

この徳利の形は注いだ時コポコポといい音がする


一口含むといろいろな味が広がった

しかも軽い

一言でいうなら楽しい酒だ


一人静かに、楽しく飲んだ



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