日銀が政策金利を上げても、住宅ローンの変動金利は上がらないは本当か?

 

 

物価上昇率を2.0%へ、そして賃金の上昇を観測できれば、短期プライムレートを上げる

 

もし、このような状況になったとし、変動金利型の住宅ローン金利が上昇した場合、もしも利用者の賃金が上がっておらず、支払いが困難になったとする

 

その割合が増えれば増えるほど、住宅市場に”中古住宅”が増えることになる

 

 

もしそうなった場合、競売にかかった”中古住宅”そが多く出回り、物価が高騰している中、新築住宅も大幅に需要が減り、住宅市場の価格が大きく下落することになる

 

 

新築の住宅ローン件数は大きく減ることになるが”中古住宅”住宅ローンは件数が伸びるだろう

 

この場合、融資をする銀行にとっては、借入額が少額になるので審査も通しやすくなり、金利が上がったとしても銀行にとっては”利益”を確保でき、『金利を上げにくい』という流れにはならないのではないかと憶測する

 

 

問題は、”新築住宅”の着工件数が大きく減ることで、ハウスメーカーや工務店が苦戦するだろう

 

反対に”中古住宅”の流動性が活発になれば、不動産が活況になる

 

持ち家を売却した人は、住まいを確保するために”賃貸”に移り住むことになるので、さらに不動産が忙しくなるということになる

 

 

こういった流れを察知していたのか、地方銀行の多角化戦略の課題に”不動産仲介業”参入という記事が、ここ数年で議論されている…もやもや

 

あまりにも不穏すぎる滝汗