2022年4月1日より住宅における断熱性能及び一次エネルギーの基準が変更に
下のグラフが新基準
カーボンニュートラルを目指して、基準を高くするのは売り手である工務店側の判断
私の住む能代市は4地域
UA値の計算基準も改訂されて、少しばかり数字が出にくくなってきたが、前回の物件はUA値0.38です
新基準でいえば、断熱統制の等級5で、北海道の夕張にも対応している建物と判断される
また、 BEI0.67(33.0%削減)で、一次エネルギー消費量等級6も最高等級です
地元の工務店として、大手ハウスメーカーとの価値は全く違うが、いろいろな工夫をし価格を抑え、この程度の性能がありながらも、総二階建の住宅を50万円台で販売している
UA値もコストを掛ければ、もっといい数字を出すことができるのだが、例えばペアガラスをトリプルガラスに変える
施工費用はほとんど変わらないのだが、一気に断熱性能をアップさせることができるアイテムである
他には、断熱材の厚さを変える
コストを上げることで、断熱性能をアップできるのだが、ある程度の断熱費用を上げても、光熱費は0にはなることはない
断熱費用を上げるのは必要だが、光熱費を抑えるには『省エネ』ではなく『太陽光発電』など『創エネ』をした方がメリットが出てくるので、バランスが大事だと考えている