頭の中を切り替えなければいけない

 

そう言われたのが今年の3月

 

 

私の職業でもある『建築業界』は、新型コロナの影響がない分野だと思っていたら、一年後に大きな波にぶつかった

 

『ウッドショック』を皮切りに、建築資材の高騰と遅延

 

当たり前が当たり前ではなくなり、対応にスピードを求められるのだが、なんせ資材一つ一つの価格が高額なので、軽々と返事をすることができない

 

 

お客様への『御見積書』を提出から、契約して、設計をして、実際に購入するまでの間、数か月という時間差がある

 

その数か月の間に、建築資材の価格が変化するって、今まであまりなかったのだが、一か月といえない間に価格変動を起こし、悪ければ原価割れをしてしまうほどの変動もある

 

 

それが怖くて『先買い』をする

 

いわゆる見積りをした段階で、変動しやすい資材を購入し倉庫に入れる

 

メリットは値上がりした場合、原価割れを起こす必要がないことと遅延に対応できる

 

デメリットは現場への運搬費と、倉庫の管理、売る前に資金を使うこと

 

 

資材の『遅延』に関しては、現場に資材が来ないと、職人が浮いてしまう

 

『人材』、『資材』、『道具』がそろって初めて仕事ができるのに、何かが欠けると休まなければならない事態を起こす

 

 

ここ数年は『人材』不足に悩んでたが、『資材』が一番の悩みの種になってしまい、この業界どうなっちくのかわからなくなった

 

今年一年はおかげさまで、人一倍の仕事をこなせたと思います

 

ただ、来年もこの状況が続くと、いろんな歪みが出てくる一年になりそうです

 

なってみなけりゃわからないので、やるしかないのですが、皆さんも頑張りましょうグー

脱化石燃料の時代へ加速している。胡坐をかいていれば、いつの間にか仕事がない職種になるかもしれない

 

 

今年一年は、気候変動で台風や洪水、さまざまな天災に見舞われたのですが『脱炭素化』に向けて、国や企業が一斉に方向転換し始める兆しを感じました

 

太陽光発電や風力発電などの『再生エネルギー』関連は、どんどんスピードを上げて整備されているのだが『原子力発電』を止めたままなので『火力発電』が主流の日本で、電気自動車をたくさん使うと、二酸化炭素が増える一方となる

 

急激な変更はいろんな歪みを生むので、反対意見に目をつむって『原子力発電』活用しながら、『再生可能エネルギー』を徐々に増やすのがこれからの課題になってくると思う

 

 

『火力発電』や『化石燃料』がゼロの時代まで生きてるだろうか・・・