そうそれは新型コロナウイルスから始まった
平穏な日常に、不急不要の外出を控えてくださいとか、手洗いマスクなどの感染予防対策
アメリカが大規模な経済対策をし、インフレ(物価高騰)が始まり、世界中がそれにつられて加速し、各国の政策金利も上昇
その流れに逆行したのが日本…
金利を上げることができず円安が進み、大幅な物価高騰に見舞われている
話は住宅市場、木造住宅に関わる田舎の小さな工務店が、どのように影響を受けているのか?
コロナの前は、一般的に使われる集成材の柱は2,000円/本以下で販売していました。まもなく6,000~7,000円/本まで値上がりし、現在は4,200円/本前後を推移している
これは輸入した外国産の木材が2倍になったのではなく、輸送コストや人件費など様々な価格上昇が要因で、末端の価格が2倍以上になったことを意味している
住宅を構成する建設資材は様々で、比較的少ない材種で構成されている基礎工事で例を上げれば
・砕石
・土間シート
・鉄筋
・コンクリート
・アンカーボルト
などが使われていて、そのすべてにおいて値上がりしている
住宅一棟に使われる建設資材は、数えたことはないが400~500種ほど使われていると思う
そのすべてにおいて値下がりしたものはなく、価格の変動が異常なスピードで動いている
コロナ前の感覚は、お風呂のリフォームする場合、税込み80万円くらいだとか、木材の価格が頭に入っているのでいくらだよって言えたんですが、今はそれができない…
なぜなら、知らぬ間に値上がりし、その値上がり幅が利益を超え赤字になる可能性があるからだ
地方の工務店は、原価80%:利益(経費込)20%くらいが一般的だと考えていて、2%くらい資材が上がったとかであれば問題なく仕事を進めるでしょう
しかし、10%とか20%の値上がりともなれば話は変わります…
すぐに10万円とか20万円飛んでいく話になってくる
ではそれを加味して見積りをすれば?と、簡単に考えますが値上がりして高くなっている状況で、さらに高く見積りを出せるだろうか?
例えば、①原価80%:利益(経費込)20%と②原価90%:利益(経費込)10%の新築住宅
① 原価1600万円:利益(経費込)400万円の2000万円で販売の住宅
②原価3600万円:利益(経費込)400万円の4000万円で販売の住宅
どちらも利益が400万円だから、会社としては利益を確保すれば問題はなさそうだけど、原価を見てください
①と②では原価が2.25倍、材料や下請け工事が2倍以上に増えるということで、それに伴って工事期間や経費、リスクまでが増える
単純に掛け率を下げれば良いという問題じゃない
新築住宅だけじゃなく、リフォームでも同じことだが、一回一回その都度見積りをする手間暇…
ここ数年時間外労働が半端ない







