台千八十七話 | 台所放浪記

台所放浪記

料理とか随想とか

1週間ぐらい長期滞在し続けていた台風が去って、天候の影響面

として、猛暑続きだった気温が下がるという良い面もありました

が、去ったら去ったでむちゃくちゃ蒸し暑くて、滝のように汗が

出ます。水分が足りていて体温調節がきちんと機能している証拠

ではあるものの、早く秋らしい涼しい気候希望。

 

今週からサッカーW杯アジア最終予選が始まります。ここを通過

すればW杯出場確定で、よほどの事がなければ大丈夫のはず。

日本の初戦は5日(木)の中国戦(日本H、埼玉)で、年内に全体の

60%に当たる第6節まで消化予定。同組の強敵と目されているの

はサウジとOZで、代表の試合を多く観られるのが楽しみです。

思えば今年の始まりは、元旦の代表強化試合からの激震だった

なあと。ここまであっという間で、日中に作っている物の価値

や意味に反比例して、自分の内面はとても充実しています。

 

個人的に注目している選手は、伊東、前田、久保、三苫、堂安、

旗手、菅原、高井らですが、今回の招集でしれっと長谷部

(元日本代表主将)がコーチとして入閣していて、こちらも注目

したいところ。まあ、現コーチ陣には名波氏のような人もいる

ので、それと比べたら長谷部が呼ばれるのは、きちんと理由の

ある人事というか。

 

ある程度の強豪国になると、不動のキャプテンのような長期的に

チームの精神的支柱となる選手が必要とされて、そのニーズに

応える選手が輩出されてくるのが自然な形です。長谷部元主将は

まさにそれだった訳で、監督が代わったとしても、チームに

求心力のある選手がいるのといないのには、かなり大きな差が

あると思います。回りくどい書き方をしていますが、女子代表が

前々監督であった高倉麻子時代に、選手が選手を指導する事を

一切禁止するという方針を採った事によって、澤穂希元主将に

代わる不動の中心選手が輩出されにくい状況を生み出したという

のは、代表全体を長期的に見た場合にどうなのかというのが、

自分の意見です。