台九百八十七話 | 台所放浪記

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料理とか随想とか

今週の中央G1は、牡馬クラシック2冠目の東京優駿です。この

レースを獲った馬が、一応、その世代全ての馬の頂点に立ったと

認定される超重要レースです。牝馬でも出走可能で、通常は先週

行われた同距離のオークスに回りますが、牡馬を蹴散らして

勝つ自信のある馬はこちらに出てくる場合があって、今年は

②レガレイラが牝馬唯一の出走馬です。

 

元騎手/調教師で、漫画【ありゃ馬こりゃ馬】(土田世紀)の原作

者でもあった田原成貴は、銃刀法違反、覚せい剤所持等が原因で

調教師免許を剥奪された後、傷害事件を起こして服役。出所後の

現在は、東京スポーツに入社して競馬の予想記事を執筆していま

す。田原による今日付けのダービーに関する記事を読んでいた

ところ、〈ダービーを勝った後に鳴かず飛ばずの成績に終わる馬がいる。そういう馬は一生分の決め手をダービーで使ったかの

ごとく燃え尽きてしまうのかもしれない〉と書いていて、

そう、自分もちょうどそういう事を考えていまして、近年の

日本ダービー(東京優駿)を勝利した馬は、その後に古馬対象の

G1でコンスタントに活躍するという例が非常に少なくなって

きているような気がします。これは精神的に燃え尽きたというのも関係しているかもしれませんが、レースそのものの早熟傾向に

拍車が掛かってきているのではないでしょうか。そこで、早熟馬じゃないと近年のダービーには間に合わないという仮説を立てて

みる事にします。

 

5月26日(日) 東京11R 第91回 日本ダービー

⑨⑭⑮の3連単ボックスで6点、

⑨⑭⑮-②③⑥⑧⑫⑬⑱の3連複F21点で、合計27点です。

軸馬として⑨ダノンエアズロック、⑭ゴンバデカーブース、

⑮ジャスティンミラノを選んでみました。選定したポイントと

しては、東京コースに実績のある事、新馬戦、次戦と連勝した事

のある馬という点で、2つ目の条件に早熟傾向という仮説を反映

させてみたつもりです。レース観としては、上位の実力は伯仲

していて、人気馬と人気薄の馬との間にオッズほどの差はなく、

荒れてもおかしくないと見ています。他には、追い込み一辺倒

ではなく、スタートダッシュや折り合い面で前目の位置を取ろうと思えば取れる馬という点を重視しています。当たるといいな。