この間の日曜日に行われた東京都の知事選は、結構楽しめました。欲を言えば、石丸伸二氏に都知事になってもらいたかったが。

石丸伸二氏が2位に入ったのは、意外だというマスコミ報道が多いですが、実際には窓口調査の段階で、石丸伸二氏が票を伸ばしているということは、既にマスコミはわかっていたはずです。

その証拠と言えるのが、マスコミの並べる候補者名です。選挙前には石丸氏などほとんど名前が出ていなかった状態でした。名前が出るのは、小池氏と蓮舫氏で、この順番で出ていました。

ところが、選挙当日数日前からの報道で、石丸市の名前が現れ、候補者として、名前が小池、石丸、蓮舫の順番に入れ替わっていた新聞などがありました。

石丸氏の当選がかなわなかったのは残念ですが、彼の選挙戦術はこれからの選挙に大きな影響を与えるでしょう。インターネットを使った選挙です。今までもインターネットを使っている人はいましたが、彼ほど本格的にインターネットを選挙の中に取り入れた人はなかったと思います。

これから新しく選挙に出てくる若い人たちは、特に、彼の選挙戦術を参考に新しい選挙戦略を練ってくると思います。

逆に、報道には出ていませんが、従来の政党は、インターネットを本格的に使った選挙戦略にどう対抗していくのか、懸命に考え始めていると思います。