丹波新聞によると、持ち帰り自由の子授け地蔵が3年ぶりに戻ってきたそうです。
(https://tanba.jp/)

このお地蔵様は「子授地蔵」と呼ばれ、子授けの御利益があるとされています。
持ち帰って願いが叶えば、元の場所に戻すという風習があります。



2021年4月頃、このお地蔵様は忽然と姿を消しました。
実は、2020年12月1日付の丹波新聞で紹介されたことがきっかけでした。
この記事を見た人が持ち帰ったのかは定かではありませんが、数十年ぶりに"出張"に出かけたようです。

そして先日、地元住民によって元の祠に戻っているのが発見されました。
おそらく、子宝に恵まれた人がお礼として戻してくれたのでしょう。
ご利益があったかどうかは不明ですが、お地蔵様は再び誰かの願いを叶えるためにそこにいます。

お地蔵様自体は顔のない大きな石ですが、それでも多くの人にご利益をもたらしているようです。
しかし、今回の報道で再び持ち去られてしまう可能性も否定できません。