5月3日に行われた塩船観音寺の火渡り荒行を見てきた。
毎年行われている行事だが、私は見るのは初めてであった。
火渡りの行というのはいろいろのところで行われているが、そのどれにも行ったことがなかったので、どういう具合に実施されるのか、興味があった。
燃えている火の上を歩いていくということなのだが、一応は日が上がっている状態ではなく、炭になった状態の上を歩いていくことになる。完全に角が消えているわけではないので、歩くと当然足の裏が熱い。しかし、人間の足の裏はそんなには柔くなくて、少々の熱さなら耐えられるのだ。
あとは、心理的な問題で、火の上を歩くということに恐怖感を持っていたら、当然歩くことはできない。このあたりの気持の持ちようが歩けるかどうかの差をつけるのではないだろうか。

塩船観音寺の火渡り荒行は、まずは行者が数名火渡りを行った後、塩船観音寺ゆかりの方々が火渡りをする。その後、一般の人も参加することができる。
実は、私も火渡りをしようと思ったのだが、今回は撮影をしていることもあって、やらなかった。あとで、どうしてやらなかったのかとからかわれたが。
コンデジ手持ちで撮ったので、手ブレがひどいが、火渡りの荒行の動画を以下のところに入れているので、ご覧になってください。