ブラウザやOSのシェアを発表しているStatcounterによると、2018年1月の時点で、世界のWindowsの利用について、Windows 10がWindows 7のシェアを抜いたようだ。
Statcounterの2017年のWindowsについてのシェアのグラフを見ていると、Windows 10がWindows 7のシェアを抜くのはすぐそこまで来ているということはわかっていたのだが。
2018年1月時点でのWindows 10のシェアは42.78%で、Windows 7は41.86%である。
Windows 7からWindows 10への移行に関しては、そのユーザーインターフェースが大きく変更されたためにとっつきにくかったのと、Wndows7では動くのだが、Windows 10では動かなくなってしまうアプリケーションを使用しているといったことから、遅れていた。
実は日本ではすでに2017年1月にはWindows 10のシェアがWindows 7を抜いているので、1年ほど早く移行が進んでいるということになる。
マイクロソフトは既にWindows 7からWindows 10への無償アップグレードを行っていないので、Windows 10へ移行するには、Windows 10を購入して、アップグレードするしかない。
Windows 7へのセキュリティパッチの提供もあと2年となっており、Windows 10の機能がWindows 7に比べると、格段に良くなってきていることを考えると、Windows 7に固執しているのは良くない判断かもしれない。