Windows 7からWindows 10への無料アップグレードが今月末で終了するようだ。ただし、特別な人だけのサービスである。
マイクロソフトはオフィシャルには今年の7月29日まででWindows 7からWindows 10への無料アップグレードをやめてしまっている。従って、実際にはWindows 7からWindows 10へアップグレードするには、Windows 10を購入しないといけない。その価格はWindows 10 Homeで15000円位する。結構なお値段だ。
特別な人向けというのは、目が悪くて拡大鏡を使っているとか、高コントラスト対応をしているとか、キーボードが上手く使えず、音声入力をしている人など向けということだ。
Windows 10では、こうした身障者向けのアプリケーションの能力が格段に改善されている。
例えば音声入力なども、キーボードで入力するよりも速いのではないかと思えるほどに進歩してきているのだ。
あるいは、目の不自由な人向けにも、Seeing AIというアプリを作成して、その支援を行っている。ただし、日本語版はないようだが。
こういう具合に、身障者の人でもパソコンが使えるようにする努力をマイクロソフトは行っているということである。その一つとして、Windows 7から10への無料アップグレードの期間延長があったのだが、それが今月末に終了するということだ。