以前からいつも噂としては流れていたのだが、Google Chromecastの新しいバージョンのハードウェア、「新しいChromecast」が、今月29日に開催されるGoogle Eventでいよいよ公開されるようだ。9TO5Googleというサイトからの情報である。

ハードウェア仕様の中で一番大きいのはWiFiつまり、無線LANの改善だ。高速の802.11.acの採用もその一つである。
もう一つの機能強化として、コンテンツ・フィードがあげられる。詳細はよく分かっていないのだが、イメージなどを自動的に表示していく機能が追加されるようだ。
「Fast Play」と呼ばれる機能も追加される。無線LANの高速化に伴い、Chromecastの接続が速くなり、コンテンツを動かすのもぎこちなさがなくなると考えられる。
「Chromecast Audio」と呼ばれる機能も追加される。これは音声用ケーブルを使用してChromecastとスピーカーあるいはオーディオ機器とを直接接続して、音楽を聞けるようにするものだ。これは、複数の部屋にも対応できるようになっており、ChromeやAndroidからの音楽を高品質で聞くことが可能になる。
気になるお値段だが、いまのところ現在のChromecastの価格とほぼ同じ価格で発売されるのではないかと言われている。