Windows 9、つまり現在のWindows 8.1に続くWindowsは来年の第一四半期にリリースされるという噂が出ている。それも無料で提供されるのではないかと。
マイクロソフトは現在いろいろのバージョンのWindows 9の開発を手がけていると噂されている。以下のフォラムでも色々うわさ話が出ている。

上の画面で出ているFaiKeeというのは、Windows関連の情報を流しているので有名な人物のようだ。
Windows 9はあらゆるタイプのデバイス、つまりデスクトップ、タブレット、スマホ、そしてXboxの全てに対応したものになるように考えられているという。この話は現行のWindows 8.1とWindows Phone 8.1が統一されて、小型のタブレットやスマホに無料で提供されるという話の延長線として考えることができる。
私の4月3日のブログを見てもらうと良い。
あるいは以下のところなどにも話が出ている。
これについての説明で、マイクロソフトは先月行われた開発者向けの会議で、アプリケーション担当者があらゆる端末に対して同じ開発ツールを使えるようにしたいということを表明しているのだ。
最初に紹介した「NEOWIN」のフォラムでは、Windows 9について色々うわさ話が出ている。
その中でWindows 9は基本部分は無料で提供されると言われている。基本的にオンラインでクラウドとつながっていることが条件で、動くことになる。
すでに現在でも行われているのだが、WordやExcelのアプリケーションも基本的なことはWebベースのものを無料で使用できるようになっている。そしてさらに上級なことを行うには料金を支払う必要がある。
この形態をマイクロソフトはWindows 9の時代には更に強めていくのではないかという。もちろんこの考えのベースには、個人向けの市場よりもビジネス向けの市場にさらに重心を移動していくという戦略が含まれている。
AppleのiOSやGoogleのAndroidに対抗していくための手段という面もあるが、そういう近視眼的なものではなく、今後のクラウド中心のコンピューチングの世界でのOSというのはどうあるべきかということを頭に入れた戦略でマイクロソフトは動いていると考えていいのではないか。
この動きは、MS-DOSからWindowsの世界に切り替えた時以上に積極的に自分たちのOSを変えて、今後もコンピューティングの世界の中心においておくという強い意思が見えるように思う。