この年始年末は両親の住んでいた関西に行っていた。その間にオンラインストレージで感じたことをいくつか。

今回はSSDベースのウルトラブックを持っていった。関西で使用できるパソコンは一台実家にあったのだが、残念ながらHDDに問題が出て使えなくなっていたので、このウルトラブックだけで過ごした。

もともとオンラインストレージではブログで紹介するとすぐに自分も使用することにしていたのだが、ウルトラブックではできるだけ使用しないようにしていた。というのは、オンラインストレージのアプリではメモリを常時使用する物が多いので、だんだんメモリが不足していることに気づいていたからだ。

基本的にはDropbox、DrivePopとSkyDriveだけアプリをインストールしている状態になっていた。さらにSkyDriveは使用する容量を減らして、少ないHDDの容量のウルトラブックに影響を与えないようにしていた。

まず問題が関西に行く前に発生していたのは、Bitcasaである。このBitcasaはパソコンのHDDに同じ内容のものを置く必要がないので、便利だと思って使用を開始したものだ。ところが、設定のミスなのか写真や動画などが自動的にBitcasaにアップロードされてしまい、使用できる容量20GBを軽くオーバーしてしまっていた。

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どうもBitcasa側で容量オーバーをさそって、有料のサービスにユーザーを誘いこむようにしているようだ。この容量オーバーを解消するために写真や動画を削除したいのだが、どうしても解決できない。メールでBitcasaのサービスに問い合わせたところ、有料ユーザーではないので、直接のサポートは出来ないというすげない返事が返って来た。
結局サポートサイトの掲示板を読んで、掲示板から問題の解消を依頼して解決できた。

次に見つけた問題はDrivePopである。大半のファイルは仕様通りオンラインストレージにバックアップが取ってあり、それらをウルトラブックで直接見たり、ダウンロードして使用することが出来た。しかし、じっくりとバックアップのファイルのリストを見ていると、いくつかアップロードされていないファイルが見つかった。

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バックアップの容量は600GBほどでアップロードするのにいくら時間がかかると言っても、時間がかかりすぎている。使い始めてから1ヶ月位経過しているので、アップロードされていないファイルがあるなんていうのにびっくりしてしまった。バックアップすべきファイルの3割位がオンラインストレージにアップロードされていない。

なぜこういうことになっているのかは、バックアップをしている東京にあるパソコンを調べてみる必要がありそうだ。

DrivePopはお金を支払って使用しているので、大きな問題はないと思っていた。こういう基本ができていないというのはがっかりである。

これらのオンラインストレージのトラブルがあると、オンラインストレージは使用せずに、自分の持っているHDDに保存しておくのが一番なのかなという考えが出てくる。バックアップ用のHDDを持っておき、実際使用するHDDと2台で同じデータを持っておけば、余程のことがない限り、データの紛失は発生しない。スマホやタブレットでそれらのHDDに保存されているデータは使用したいから、オンラインでHDDのデータを使用できる仕組みは持っておく必要があるが。いくつか、その手のサービスなどもあるようなので、調べてみたいと思っている。