Windows 8.1をインストールしたら今までインストールしていたアプリケーションのほとんどをインストールしないといけなくなってしまった。通常のWindows 8からのカップグレードならそういうことにならなかったと思うのだが、Previewを入れていたのでダメだったのだろう。
Windows 8.1 Previewをインストールするときにそういう危惧があったのだが、新しもの好きの性格からインストールしてしまっていた。その時にも改めてアプリケーションをインストールするというのは、あまり使わないアプリケーションを整理するということとか、新しいアプリケーションのバージョンチェックになると考えていたので問題とは言えない。
私はCanonの古いスキャナーを使っている。LiDE 210という機種だ。
Windows 8.1にアップグレードしてから初めてスキャナーを使おうとしたら、アプリケーションが入っていないのに気がついた。以前から使っていたMP Navigatore EXというアプリケーションである。

さっそくCanonのサポートサイトに行ってダウンロードすることにした。そしてインストールして使い始めてみると、なんと今まで使っていたものと最初の画面が違っている。
確認してみると、昨年11月にWindows 8用が新しくリリースされていたのだ。
Canonのスキャナーでは苦い経験があって、最初に使っていた機種はWindows 7あたりでサポートされなくなってしまった。Canonはスキャナーのアプリなど後々まで面倒を見ないで、捨ててしまう会社かと思っていたのだが、今回はきちんとWindowsのアップグレードに合わせてサポートされているようだ。
実際のアプリケーションはそれほど良くなっているというわけではないが、いくつか改良が行われているのだろう。
アプリケーションソフトは知らないうちにバージョンアップされているということが時々あるので、注意しておいたほうが良い。バージョンアップするとメールで知らせてくるというサービスを行っているところもあるが、そういうことを行っていない所も多いし、ユーザ側がメールアドレスを登録していないというケースもある。Windowsを新しくしたというような機会にアプリケーションソフトがバージョンアップしていないか調べてみるのもいいかもしれない。