昨日はCEATEC2013に行って来た。その中でこれはいいなと思ったのは富士通のブースで見かけたスキャナーである。

最初チラッと見た時には既に売りだされているScanSnap SV600のデモかなと思ったのだが、違っていた。確かに既に商品になっているものをわざわざ展示はしないだろう。

実際にみてみるとそれはScanSnapのデモなのだが、どこにもScanSnapとうたっていない。「指で直観的に操作可能な次世代ユーザーインターフェース」という表題でのデモであった。

富士通側の宣伝としてはそのユーザインターフェースを売り出したいのだろうが、私が感心したのはそのスキャナーのデザインのほうである。現在のSV 600に比較して実にカッコいいデザインである。シャープでスマートな形である。現在のずんぐりむっくりとは全く違っていた。

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上の画像は他にいい写真がなかったので、富士通のサイトにある写真だ。

SV 600スキャナーはCEATECの参加者にはあまり知られていないようで、不思議そうに見て通り過ぎる人も多かった。まあ、それだけスキャナーに興味を持っている人が少ないのかもしれない。

実際のユーザインターフェースの紹介は以下のところにある。ビデオがあるのでそれを見るのが一番わかり易い。

ただ、ScanSnapとしては、ユーザインターフェースの改善よりも、まだ本の読み取りで紙の曲がりなどに寄る画像の変形を如何に平面の画像にするかというような技術の方が、急がれる改善ではないだろうか。