PrintScreenキー(PrtScと書かれているキー)を押すと、今表示されているパソコンの画面がコピーされる。Altキーと一緒に押した場合は、現在アクティブな、つまり現在使っている画面(一番手前に表示されている)をコピーする。
この機能は意外と便利で、パソコンでトラブルが合ったというメールをくれる人には、トラブルが発生した時点の画面などを送ってもらう時に使用してもらっている。
先日、「PrintScreenを押しても何も起こらない」というメールをくれた人がいる。
確かにPrintScreenキーを押しても何も起こったように思わない。しかし、パソコンの中では何かが起こっているのだ。
このように、実際にはパソコンは何かを行なっているのだが、目にも耳にもはっきりとは分らないということがパソコンではたくさんあるのだ。こういうのを少し深く理解するとパソコンの操作もレベルアップするのではないだろうか。

実際には上の図のようにPrintScreenキーが押されると画面の画像は、パソコンの中のTemporary Storage、つまり仮置き場に保存される。パソコンのメモリに置かれる場合もあるし、場合によってはハードディスクに保存されることもある。
そしてその画面の画像を例えばWordの文書に貼り付けると、仮置き場に置かれたものが文書に貼り付けられる。この場合仮置き場に置かれた画像は移動しない。そして次に何かが仮置き場に持って来られない限りそのまま保存されている。
繰り返しになるが、この手の話は知らなくても済むことだが、概念として知っていると意外とパソコンの操作などの理解にはいいと思うがどうだろうか。